私の中で、タイは世界を周った中でも一位、二位を争う大好きな国です。
そんなタイに住んでる今、ドイツ人の友人に「何でタイが好きなのか議論してみよう」という話になり、色々と話を進めて行った結果、意外な事が分かりました(^^;)

タイが好きな理由を知るために自分の国と比較しよう
まず始めに、タイと自分の国で、良い所、悪い所を分けて挙げて行こうという事になりました。
良い所と悪い所を比較して、どうしてタイが好きなのかを落とし込もうという議論です。
ヨーロッパの方々は、こうした議論が大好きですね(^^;)
まず、ドイツ人のデイビッド論です。
ドイツ人デイビッドのタイが好きな理由
ドイツでは、寒い冬が長いため、部屋の作りは広くなってるんだそうです。
なぜなら、みんな冬の間は外に出ないため、家族みんなが家にいるため、窮屈になってしまうので、広く作られてるとの事でした。
家が広いという事は、当然家賃も高く、家賃にかかるお金はかなり高いと言ってました。
しかしながら、タイでは家賃は正直言ってかなり安いです。
それなりの所に住もうと思えば、ここ最近恐ろしい程高くなってきて驚きですが、普通に住める所でしたらかなり安い値段で住む事ができます。
デイビッド曰く、ここは一年中温かいから毎日外に出るし、部屋は別に狭くても構わないとの事でした。
物価も安く、レストランで食事をするのに気軽に食事ができる事、ドイツでは外食は本当に高いですね…。
私たちもドイツに行った時、外食なんて出来なかった気がします(^^;)
恐らく、ドイツはすべて自炊でした。
服に関して、一年中半袖で良いので、あれもこれも購入しなくていいとの事でした。
また、Yシャツの洗濯なども、有りえない値段でクリーニング屋さんに出せばやってくれます。
健康のためにも、ジムに行くのもドイツでは一回1000円以上するのが、タイでは一回150円程からあります。
プールも同様です。
マッサージもドイツはかなり高いらしく、30分5000円程するそうです。
ドイツでマッサージに行こうと思わなかったので、知りませんでした(^^;)
もちろんピンキリでしょうけど、日本のように価格破壊してないんですね。
その点、タイであれば一時間600円程からマッサージに行く事ができます。
健康のためにマッサージは最適ですからね。
今現在、我が家が体調管理のために積極的に利用してるハーブサウナなども、身体に良いハーブをふんだんに取り入れることができ、健康のために持って来いです。
また、病院事情もドイツはあまり良くないそうで、まず病院に行きたくてもすぐに診て貰う事ができないんだそうです。
申し込みをしてまたされて、ようやく診察してもらえると言ってました。
その点、タイの病院は行けばすぐに診察してくれます。
英語も通じます。
デイビッドにとって、タイは天国だと言ってました。
ドイツ人デイビッドのタイで嫌いな部分
反対に、デイビッドが嫌いな所は、タイの人は時間を守らないという事です。
(デイビッドは、きっちりした結構細かいタイプの男性です(^_^;))
そのため、タイ人の彼女がいるのですが、待ち合わせなどをする時、自分が必ず彼女の家に行くことにしてるそうです。
何時間待たされるか分からないと嘆いてました。
また、交通事情の悪さも、マイナスポイントだそうです。
正直言って、私はタイでは車の運転なんてとてもじゃないですけど出来ません。
日本では毎日乗ってましたが、ここでは無理です…。
何度事故を目撃した事でしょうか…。恐ろしいです。
バイクにしても、ジュースを飲みながら、スマホを操作しながら…、もう無法地帯です。
ちなみに、ドイツでは告げ口によって交通違反で捕まることが多々あるそうです。
それはちょっと怖いですね…。
デイビッドにとってタイは、嫌な部分を差し引いても良い部分の方が多いため、大好きな国なんだそうです。
彼は、就労ビザを持ってますので、もうドイツに帰るつもりもないと言ってました。
日本人の私のタイが好きな部分
それではお次、私がタイが好きな理由です。
殆ど、デイビッドと同じですね。感性が同じなのでしょうか。
タイが好きな理由は、住みやすい国だという事に尽きます。
ただし、これは多くの日本人の方に住みやすいという意味ではないんですよね。
駐在さんのセレブの奥様方が良く話してますが、「早く帰りたい…」と愚痴をこぼされています。
物価の安さもそうですし、ある程度お金を出せばそれなりのものも手に入れることができます。
今となっては、本当に何でもあります。
ご飯は美味しいですし、健康的な生活をする事ができます。
後は、人が良い事ですね。
親切と言うのとはまた違い、距離感が好きです。
もちろん、とってもみんな親切ですよ。
日本人のように気を遣わないと言うのでしょうか。
そんな彼らといると、心地よい時間を過ごすことができます。
デイビッドではありませんが、プール付きのマンションに安値で住むことができ、ジムもマンションについてて、かなり便利です。
マッサージ屋さんもたくさんあります。
日本でマッサージに毎日通おうと思ったら、ハッキリいって無理ですよね。
それが、実現してしまうのもタイなのです。
美味しいフルーツがたくさんありますので、酵素をたっぷり取れる生活をすることができます。
日本にいると、どうしても健康の部分に焦点を当てることがなかなか出来ませんでした。
常に思ってる事ですが、「経済」「時間」「健康」「人」のバランスがここではとっても取りやすいのです。
日本にいると、「経済」ばかりに焦点が当たってしまい、時間、健康、人すべてがバランス悪くなってしまっていました。
もちろん、日本にいても上手にバランスを取れる方はたくさんいますし、私たちもそのレベルに行かなきゃとは思ってます。
解決して行かなければならない問題は多々ありますが、今はとにかく【健康を取り戻す事】これに尽きます。
健康じゃないと、本当に何も出来ません。
健康のありがたみって、どうしても失ってからじゃないと分からないんですよね…。
健康のためには、暖かいタイという国で、身体に良い酵素をたっぷりと吸収し、ハーブを療法を取り入れ、そしてマッサージの効果を本当に体感しています。
ハーブで体質改善が出来ればと思ってますし、なんと言っても私のように色々な化粧品関係を使えない方のために、ハーブ関係をもっと学びたいと思ってます。
色々ありますが、私がタイが好きな理由は、こんな理由からです。
日本人の私のタイの嫌いな部分
それでは、日本人である私のタイが嫌いな部分をご紹介していきます。
デイビッドと同じく、タイの人は時間を守らない、約束を守らないは当たり前だという部分には本当に辟易しています(^^;)
私が結構細かいタイプだからでしょうか(笑)
最近は、もうこんなものなんだ…と諦めて信じるのを辞めたので、気持ちは楽になりました。
また、これもデイビッドと同様に交通ルールがめちゃめちゃなのは恐ろしい部分ですね。
事故が本当に多く、よく怪我してる人を見かけます。
子供がバイクから放り出されたのを観た時には、どうしようかと思いました…。
道路を渡ったりする際には、かなり気を付ける必要があります。
他には、インフラが整ってないという事ですね。水が出なくなったり、停電は日常茶飯事です。
ホテルに宿泊していれば、こんな事はありませんが、民間のマンションなどでは良くある事です。
バンコクでしたら、こんな事はほぼありませんでしたが、地方都市に行く程顕著です。
また、一軒家などに住むと結構大変だという話を聞きました。
と、こんな話をしてるとデイビッドに「嫌いな所の方がたくさんあるんじゃないの?」なんて言われてハッとしました(笑)
確かに、タイの嫌いな部分は色々あります。
でも、それ以上に好きな部分の力が大きいという事ですね。
タイについてのディスカッションで気づいた事
そして、今回デイビッドとタイについて話て気づいた事があります。
デイビッドは、「今を楽しむためにタイにいる」という事。
そして、私たちは「心地よい未来のためにタイにいる」という事です。
欧米人の方々は、本当に今を楽しんでますね。
見ていると分かります。
でも、私たちは今を楽しむと言うよりも、いつも未来のために生きてるんだ…という事を知りました。
お蔭さまで、今現在は今を生きてます。
未来を見据えた今を生きています。
「何で仕事せずにタイで生きていけるんですか?」というメッセージをよく頂きますが、仕事をしていない訳ではありません。
ただ、どこにいても仕事は出来ますし、いつ何が起こるか分からない未来のために、準備してきただけです。
人生、本当にいつ何が起こるか分かりません。
でも、準備をしておけば、選択肢の幅を広げておけばいつでも柔軟に対処していく事が出来るのです。
選択肢をたくさん持てる事。これは日本人の特権です。
ここにいると、それが良く分かります。
日本にいると、当たり前の事なので気づかないだけなのです。
やりたい事はすべて実現するつもりで、今後も生きていきたいと思ってます。
その為には、健康在りきです。
病気の治療って、お金がかかるんですよね…。
病気が気づかせてくれた事を無駄にしないためにも、病気の治療にお金を使うのではなく、健康でいるためにお金を使っていきたいと思います。
デイビッドのお蔭で、また未来のビジョンが明確化しました。
人様の意見を聞ける環境は、成長に繋がります。気づきを得られます。
今後も、どんどんそういう場を設けられるようにしていきたいと思ってます。