タイのチェンマイでどれ位生活費がかかるのか?
ものすごく良く聞かれる質問です。
よく聞かれる質問ではありますが、「回答のない質問」でもあります。
ここでは我が家の場合、チェンマイのノマド生活でどれ程の生活費がかかるのか?
ご紹介していきます。


タイのチェンマイでの生活費は人によって全く違うという現実
これを言ってしまうとお話は終了してしまいますが、本当に人によって生活費がどれだけかかるのか?
全然異なります。
テレビで「年金でお釣りがくるので貯金できる」などと言う話を聞いてチェンマイにやってきたはいいけど、「私には無理!」と帰国されていくご夫婦を何組も何組も私はみてきています。
なぜ無理なのか?
まさにこれなのです。
タイでは、日本以上に色々なものの値段がピンキリです。
安く抑えようと思えば、いくらでも安くあげることができます。
でも、今まで日本でそれなりの生活をしてきた方々はなかなかそれが「出来ない」のです。
日本と同じレベルの生活を送ろうと思うと、チェンマイでは余計にお金がかかります。
輸入に頼ることになるので、生活費が上がって当たり前なのです。
この件に関してはあまり語られていないので、日本と同じレベルの生活をした場合いくらかかるか?
についても言及していきます。
また、大きな要因としてタイの物価は年々上がり続けています。
それと同時に、円安につき2019年6月現在レートは正直言ってあまり良いとは言えません。
一昔前とはタイの状況も全然異なります。
チェンマイ在住の一般的なタイ人の生活費
それではまず、チェンマイ在住の一般的なタイ人の生活費を見て行きましょう。
※私の周りにいる平均的なタイ人の生活費です。
もちろん驚くほどお金持ちのタイ人もたくさんいます。
- 家賃
- 5,000バーツ(17,500円)
- 光熱費
- 2,000バーツ(7,000円)
- スマホ二人分
- 1,000バーツ(3,500円)
- 食事
- 3,000バーツ(10,500円)
- ローン
- 人によりけり
total:11,000バーツ(38,500円)
だいたいこんな感じです。
基本的に、いろいろな支払いを済ませた後に残るお金はだいたい3,000バーツ程と言うのが平均のようですね。
タイの人は、とにかくローン大好き?です。
それには理由があり、今は少し厳しくなっていますがタイと言う国の政策でローンが簡単に通りやすい時代があったため、多くの人たちが気軽にローンを利用しています。
家のローンは良いとして、車のローン、電化製品のローン、スマホのローン。
挙げ句の果てには人から平気でお金を借ります。
そしてローンに対しての罪悪感は殆ど無いようです。
(タイの人は、計算が本当に苦手です。大卒のSEの友人でも、簡単な足し算ができません・・・)
現地の平均的なタイの方々と同じような生活をするならば、これ位の金額で生活することも可能です。
タイのチェンマイで日本人でも1ヶ月5万円の生活も十分可能
私たちがバックパッカーをしていた時は、チェンマイで1ヶ月5万円で十分暮らすことができました。
(7年以上前の話です。)
参考までに当時のレートは、1バーツ2.5円ほど
今現在のレートは1バーツ3.5円
これだけ差があります。
レートによっても、生活費は大きく変わっていくのが海外で暮らすという事ですね。
- 【家賃 5,000バーツ(17,500円)】
- 5000バーツでも、二人暮らしには十分な家を借りることができます。
ただし、ご近所さんはタイの方のことが多いです。
セキュリティーもそれなり?にはしっかりしています。 - 【光熱費 1,000バーツ(3,500円)】
- ※電気代は、1ユニットいくらかは物件により異なります。
1日中エアコンを付けっ放しにするとかなり高くなりますが、日中は外出するなど工夫すると安く収まります。
※水道代は微々たるものです。
200バーツ(700円)ほどあれば足りるはずです。 - 【スマホ 1,000バーツ(3,500円)】
- ※wifiなどは日本と比べ物にならない位安くて便利です。
どこでも基本的にwifiは使えます。
約500バーツ程で、1ヶ月使い放題のwifi回線を契約できます。
(その時のキャンペーン事情により多少異なりますが、殆どこれ位の値段です。)
もちろん〇年縛り、事務手数料というのもありません。
SIM代も1つ50バーツ(150円)、時には街で無料で配ってます。 - 【食費・カフェ代・移動費など】
- 5万円を予算とすると、固定費を支払った後に残るのが25,500円になります。
移動費は、ソンテウと呼ばれる乗り物は距離によりますが、20バーツ(70円)から30バーツ(105円)ほど。
ノマドワーカーとして引きこもるのであれば、そんなに移動はしないかもしれませんね。
食費は人によりけりですが、タイには美味しい屋台がたくさんあります。
一食30バーツから50バーツほどで食べられます。
デパートのフードコートにいっても、50バーツほどです。
レストランは正直高く日本とあまり変わりませんが、食べるものによってはかなり抑えられるでしょう。 - 嗜好品はまだまだ高いと言う印象がありますが、カフェなども40バーツ程からあります。
スタバなどは日本と変わりません。 - マッサージも、1時間150バーツ(525円)からあります。
チップなども必要(20~50バーツ)になってきますが、それでも日本と比べるとかなりの安さです。
チェンマイは、生活費を抑えようと思えばいくらでも抑えることができる素晴らしい街でもあります。
タイのチェンマイの生活費!我が家の場合2019年版
それでは、参考までに我が家の場合の生活費をご紹介します。
最初に言ってしまいますと、生活費は少し高めです。
色々理由があるのですが、
リスク回避のために、屋台はあまり食べない。
(お腹が痛くなると仕事に支障をきたすため)
体調のことがあり、オーガニックの野菜などを食べてるため
日本食も食べたいので時々日本から転送会社を使うため。
(アマゾンも多用します)
- 家賃
- 15,000バーツ(52,500円)
- 光熱費
- 5,000バーツ(17,500円)
※犬(ゴールデンレトリーバー)がいるので24時間エアコンはつけっぱなし
昼間の気候は1年を通して基本的に「暑い」か「すごく暑い」かです。 - スマホ2台とwifi代
- 2,600バーツ(9,100円)
※自宅のwifi回線とスマホ2台使い放題(それなりの速度)のものを契約 - 移動費
- 1,600バーツ(5,600円)
※友人からバイクレンタル1ヶ月分の料金+ガソリン代 - 飲み水代
- 800バーツ(2,800円)
※リスク回避のために全て水は買ってます - その他
- 食費・生活必需品・マッサージ・カフェ(ノマド作業用)・犬の餌(体が大きい分よく食べます)・医療費など40,000バーツ(140,000円)
まぁ使いすぎですね(笑)でも贅沢はしていません。
total:65,000バーツ(227,500円)ほど
こんな感じです。
ちなみに、家を借りる際にはコンドミニアムなどの場合基本的に家具はついています。
我が家は長期で住むつもりだったため、家具や電化製品は自前で用意したものもたくさんあります。
家具はそんなに壊れませんが、タイの物は驚くほどよく壊れます。
例えば、日本でホットプレートを購入してから1度も壊れたことなどありませんが、タイではもう3代目です。
お湯を沸かすティファールのポットも3代目。
(日本でもテファールを使ってましたが、1度も壊れた事はありませんでした。)
私の友人は、扇風機が半年に一度ほど壊れてます。
(扇風機が壊れた友人は一人ではありません。)
なぜかと言うと、インフラがまだまだ安定していないためです。
電圧が一定ではないので、もともと電化製品の作りが適当なこともあるかもしれませんが、本当にすぐ壊れます。
そういえば、ドライヤーも3回ほど購入してるかもしれません。
これが、タイの電化製品事情です。
さらに日本で住宅ローンと保険系、税金、小規模共済など支払ってます。
そしてここには外注費だったりアフィリの経費などは一切含まれていません。
我が家は日本と同じ生活をしているため、正直言って高いかもしれません。
それでもこれ位で生活することは可能です。
ジムもいたるところにあり、ピンキリ価格です。
私が知ってる1番安いジムは、1日40バーツ(140円ほど)で利用できます。
一般的なジムが1ヶ月1,000バーツ(3,500円)ほど。
ホテルのジムもピンキリですが、5つ星ホテルのジムでも1ヶ月3,000バーツ(10,500円ほど)でプール、サウナ付きで利用できます。
もちろんお水やタオル、ちょっとしたおやつやフルーツなども全て含みます。
どんな生活をするか?
で驚くほど生活費が変わってくるのがタイのチェンマイかなと感じています。
それでも、年々じわじわと物価が上がってると言うのは紛いも無い事実です。
ノマド作業をするにしても、どんなカフェを選ぶか?
例えば、
- 一般的なカフェ
- コーヒー一杯60バーツ(210円)
- スタバ
- コーヒー一杯110バーツ(385円)
コワーキングスペースを使うという選択もあります。
コワーキングスペースは、1日100バーツ(ドリンク代込み)
そんな所からあります。
私は日本にいた頃は、カフェに長時間滞在する事はなかなかできませんでした。
隣の人との距離も近かったり。
チェンマイのカフェは、電源も完備でかなり居心地がよくノマド作業には最適です。
コーヒーも美味しいですし、集中できます。
今日の学びチェンマイの生活費まとめ
本日は「チェンマイの生活費」の紹介なので特に学びはありませんね。
まとめると、
- 生活費の予算に合わせて暮らしていける事
- 最高のノマド環境だという事
- 日本と同じ生活を求めるならばお金はそれなりにかかるという事
以上、チェンマイでノマド生活をしている夫婦のリアルな生活費事情でした。
我が家の場合、夫婦+犬(お犬様)で住んでるので少し高めですが、チェンマイでノマド生活をしてみたい!という方は、参考にされてみてください。