世界一周時に、大好きな場所であるユーラシア大陸の果てポルトガルの岬に、タイムカプセルを埋めてきました。
5年後に掘り起こしに行くことを誓って。
あの日5年後の私たちに向けて埋めたタイムカプセルの行方について書いていきます。

5年後の私たちへ
※タイムカプセルを埋めているところ 5年前
あの日、ユーラシア大陸の果てであるポルトガルの岬、セントビンセント岬にタイムカプセルを埋めました。
※5年前タイプカプセルを埋めた場所
あの場所を選んだ理由は、
- 大好きな深夜特急の目的地だったこと
- ユーラシア大陸の果てであったこと
- 過酷なヨーロッパを旅して最後に訪れたポルトガルが最高の国だったこと
など様々な理由がありますが、私たちの中でかなり好きになった場所だったからというのが1番の理由です。
ポルトガルの地で、世界一周の旅から帰国したらすぐにお店を開くことを決めました。
本当にたまたま、良い物件と出会えたからです。
帰国後、たまたま走ってた道でさらに良い物件と出会えることとなったため、その地でお店はオープンしませんでしたが、お店を開くきっかけとなった事だけは確かです。
ポルトガルのタイムカプセルを埋めた岬は、私たちにとってとっても大切な場所だったのです。
ポルトガルにタイムカプセルを埋めた時の記事は、以下をチェックされてみてください。
2015年の年末にアップしようと思っていたブログを今まで忘れていました(^^;-----------------ヨーロッパの旅の最後、ポルトガルの最西南端のサンヴィセンテ岬に、タイムカプセルを埋めてきました。[…]
タイムカプセルの掘り起こしの旅:プロローグ
そんなタイムカプセルですが、掘り起こしに行く機会が訪れました。
5年以内に行くつもりでしたが、なかなか状況的にそれを許さない状況でした。
2月のある日のこと、いつものようにメールをチェクしていると、””インビテーヨン=招待状””と書かれた一通のメールがありました。
何の招待状?と思って見ていると、世界一周中に大変お世話になったホームステイをさせて頂いたポーランドのファミリーからの招待状でした。
ファミリーの娘が今年20歳になるため、お誕生日のパーティに招待されたのです。
ポーランドファミリーとの再会についてはまた…
というわけで、そんな招待状が、ポルトガルに足を運ぶきっかけをくれました。
正直言って、ポルトガルは日本からは遠すぎます。
体調の問題などもあり、ポルトガルに行くのになかなか重い腰が上がらなかったのです。
家族会議の結果、ポーランド経由でポルトガルのタイムカプセルを掘り起こしに行くことを決めました。
ポーランドファミリーが、あの日埋めたタイムカプセルに導いてくれたのです。
5年前に埋めたタイムカプセルの行方
5年前に埋めたタイムカプセルまで、リスボン空港から高速を使い、車で3時間半ほどの距離でした。
せっかくヨーロッパに来るなら長く滞在したいものですが、いろいろと予定などが重なり難しい状況でした。
そのため、1日で強行突破でリスボン空港近くに宿を取りタイムカプセルを埋めた岬まで行くことにしたのです。
いざ、セントビンセント岬へ!
写真を何枚も撮っていたので、タイムカプセルを埋めた場所はすぐに見つかりました。
5年経っても、この場所は鮮明に覚えているそんな場所でした。
いざ掘り起こしてみると、掘り起こしても掘り起こしても、タイムカプセルは出てきません。
結構奥深くまで掘りましたが、見つかることはありませんでした。
風で飛んで行ってしまったのか、もしくは風化してしまったのか。
実際の所はわかりません。
でも、見つからなかったという事だけは事実でした。
かなりショックでしたが、気を取り直し新たなタイムカプセルを埋める事にしました。
3年後の私たちに向けた手紙に、3年後になっていたい姿を描き。
そしてポーランドのコイン、日本のコイン、ポルトガルのユーロとともに袋に入れて埋めてきました。
前回はジップロックに入れて埋めたので、今回は布の袋に入れて埋めてみました。
3年後の私たちへ!あなたは今何をしていますか?
3年後、2020年の私たちに向けて手紙を書きました。
日本はオリンピックが開催される時ですね。
次もまた5年後にしようかとも思いましたが、5年ではまた無くなってしまってるかもしれないので今度は3年後に来ることを目指して。
人生何があるかわかりません。
あの時、最初のタイムカプセルを埋めた時の状況と今の私たちの状況は大きく変わりました。
思い描く夢も、異なってきました。
ただし、軸の部分は何も変わりません。
あの時思い描いていた未来は、すべて実現することが出来ました。
欲しいものは、自分たちの手ですべて手に入れることが出来たのです。
人生、何でも手に入れることができると実感しています。
それには良いタイミングで、良い出会いがあることが必修条件なのかなと思ってます。
お店を始めて軌道に乗り、これからというタイミングで主人の病気が発覚しました。
でも、それも今の私たちを導いてくれる良いタイミングだったのかもしれません。
病気はギフトなどと言われたりもしますが、もし主人の病気が発覚しなければ様々な決断をしていなかったことでしょう。
お店をやってた時は、自分たちのためではなくお客様たちのために生きていました。
そろそろ自分たちのために生きていいよという合図だったのかもしれません。
そして、主人の病気が発覚した時から本腰を入れ始めたのが今の仕事です。
旅をしてる時から、世界のどこでも生きることができるようなそんな種まきはしていました。
それが芽を出し、大きく育ち始めたのがちょうどその頃なのです。
一つを失えば、一つを得ることができるのが人生だなと痛感しています。
夢を実現できるのは行動次第
※うーんジャンプ力が…というより体重??
今私たちは、好きな場所で好きなことをして生きられるようになりました。
これも、良いタイミングでの出会いがあったおかげです。
人生ツイてるなと本気で思ってます。
未来を思い描き、リアルにイメージしていくこと、そして行動していくことで望む未来って何でも手に入ります。
もちろん妄想しているだけでは、望む未来なんて手に入れることはできません。
手に入れたい未来があるのであれば、思い切って行動してみるべきです。
そんな行動こそが、未来を掴むきっかけとなるはずです。
2020年、3年後にはポーランドファミリーと共に、タイムカプセルを掘り起こしに行ければいいなと思ってます。
そして、埋めてきたタイムカプセルに書いた願いはすべて実現しているはずです。