【ネパールの湖の街ポカラ】あの日あの時あの場所で彼に出会わなければ…

さわやかな風が吹く、秋の日のことだった

ネパールの首都、カトマンズからネパール第2の街、ポカラに移動してきて数日、ポカラの街をプラプラと散歩するのが日課だった

ポカラのカフェ

この時期のネパールは、曇りの日が多く、ヒマラヤが見れない日が続く

ポカラでの1番の目的は、ヒマラヤを見ることだった

ポカラの湖

何をする訳でも無く

大きな湖の周りを散歩してるだけで、満たされたポカラ

ネパール一好きな町だ

チャイ

朝起きてチャイをすする

お昼になり、ネパールカレーを食べる

ネパール、インド、バングラデシュでは体調が悪かった時を除き、ほぼ毎日2~3食カレーの日々だった

ダルバード

日本のカレーを毎日食べ続けることは到底できないけれども、

インド、ネパールのカレーなら毎日でも平気だった

そして

今とても恋しくてたまらないネパールのカレー

ポカラの湖にて

その日も、何の目的も無く、湖を散歩してた時だった

「日本人ですか~?」

たどたどしい日本語でお声がかかる

日本語で声をかけてくる人とは、基本的にあまり深く関わらないようにしてたけれども、この時ばかりは、ラジの笑顔に惹きこまれた

ポカラにて

ラジは、山登りのガイドをしてるそうだ

ポカラは、トレッキングの拠点となる町だ

ポカラの湖にて

ポカラを拠点に、様々な山に登る人たちが大勢やってくる町

山登りの用品も、ポカラに来れば何でも揃う

わざわざ日本から重たい思いをして持ってくる必要もない

ラジと話す

アイス

ラジとの話は、日本語半分、英語半分

日本語はたどたどしいが、ラジもまた、流暢な英語を話してた

この時は、登山のガイドをしてたけど

ラジの本当の仕事はゲストハウスの経営だった

いつも笑ってたラジ

自称ガイドの家に招待されたとき

一家の大黒柱として、奥さんと子供二人を育ててた

ラジと、湖のよく見えるカフェでお茶をすることにした

ラジは勝手に私たちの飲み物まで頼む

この日は、ちょっと肌寒い日だったので、

「レモネードでいい?」と言うラジ

何でも良かったので、OKする

ハニーレモンジンジャーティ

ネパールに来て、レモネードを始めて飲んだ

ラジの言う所のレモネードとは、

「ハニーレモンジンジャーティ」という、ネパールの人たちがよく飲むお茶だった

ジンジャーティに、蜂蜜とレモンを入れたもので

体を温めるために飲む飲み物

いかにも、体に良さそうな、そんな飲み物だった

この後、ネパール、インド滞在中に大変お世話になった飲み物となった

いつしか、ラジの家族と過ごすようになった

カレーは手でたべるもの

そして

ラジとの出会いが

私たちのポカラ滞在を大きく変えることになった

あの日あの時ラジと出会っていなければ

ネパールのポカラの湖にて

THE 虎舞竜 ロード〜第二章
あの日あの時君と出会っていなければ

自称ガイドの家に招待されたとき
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