ネパールでのあの日の出会いが結ぶご縁の物語~ネパールから日本へ~

ちょうど1年前、あの時ネパールの温泉で出会ったネパールの女子大生だった子、シクシャの友達が日本に留学生として来た

経営の勉強をしてる、かなり賢い若干20歳の男の子だった

シクシャは、とうにネパールの大学を卒業し、今現在オランダにいる

オランダで経済の勉強をしてる

ネパールの女子大生

その間に、結婚したりシクシャには色々あった

出会った友人のその後もこうして知ることが出来るネットワークに感謝するばかりだった

ネパールの女子大生

シクシャの友人の名前は、プラディップ

プラディップは、私のことを「日本のママ」と呼ぶ

「ママ」だなんて、なんとも言えない気分になるが、それはそれで悪い気はしなかった

シクシャは、私がいつも食べたいと言ってたネパールのお漬物と、カレーを作るスパイスをプラディップに託してくれた

ネパールのカレーは、日本ではなかなか食べることが出来ないから

インドカレーなら、いくらでも食べることは出来るけれども、残念ながら日本風に改良されてたりする

私は、日本風のカレーよりも、ネパール、インドで食べる本場のカレーの方が好きだった

ネパールから来た友達

プラディップからネパールからのギフトを貰ったあの日の感動は、一生忘れないと思う

プラディップとは、彼が日本に来て数日後に会った

最初、彼と話す言葉は英語だった

流暢な英語を話す、若干20歳のネパール人の男の子

それだけで、プラディップが上流階級の出なことは伺われる

ネパールの大学での授業は、英語で行われるそうだ

日本もそうなれば良いのに

とたまに思ったりもする

ネパールの山羊

彼が日本に来て3ヶ月程経った頃から、英語に日本語が混じるようになった

そして9か月後、

すべて日本語で会話できるようになった

プラディップは私に言う

「どうしたら漢字を覚えられるの?」

日本人でさえ、何年もかけて覚える漢字だ

そんなすぐに覚えられるはずもない

ネパールのピーナッツ売り

プラディップの向上心が、私にも影響を与える

彼と話すと、私も頑張らなきゃという気にさせられる若干20歳の男の子

プラディップは、実はまだ20歳なのに結婚してた

最初は、奥さんはネパールにいた

「連れてきたかったんだけど、留学生ビザだと奥さんは連れてこれないんだ」

と悲しい顔をしてたプラディップ

今現在は、奥さんと共に日本にいる

プラディップの奥さんもまた

やっぱり笑顔の素敵な女性だった

ネパールの女性大生の友達

出会いは自分次第で膨らんでいくということ

そして続いていくという事

旅で得たもの

すべて宝物だ

そしてこれからも、宝箱には宝物が増え続けていくんだと思う

出会いを生かすも殺すも

すべて自分次第

出会うだけが重要なことじゃないってこと

ポカラの湖

次にあの時大学生だったシクシャと会うのはどこの国なんだろう

世界はこれだけフラットになってるから

世界のどこかでまた

シクシャと会える日を楽しみにしてる

いつかどこかで

ネパールの山羊
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