ポルトガルの高速道路は、2012年の春に旅をした際には無料でしたが、それ以降財政難により有料に変わった模様です。
有料に変わったのは仕方ありませんが、日本でいうところのETCのシステムに登録していないと走れない区間もあるのです。
ポルトガルの高速道路を使う方法について、ご紹介します。

ポルトガルの高速道路はかなり厄介だった件
ポルトガルの高速は、前回来た時には無料で走ることができた期間が全て有料になっていて驚きを隠せませんでした。
のんびり旅であれば、高速道路を使わずに一般道を使うという選択肢もありましたが、そうも行ってられない旅だったので高速道路を使うことに。
ちなみに、行きたかった場所へ一般道で行くと5時間、高速道路プラス一般道で行くと4時間ほど、高速道路オンリーでいくと3時間ほどとグーグル先生に聞いてみると教えてもらえました。
2時間違うと往復で4時間違うことになります。
4時間って、短期の旅行ではかなりの時間のロスなのです(>_<)
世界一周をしているのであれば、4時間ほどなんてどうって事もありません。
1日ロスした所で痛くも痒くもありません。
しかしながら、今回は時間優先でオール高速道路でどうしても行きたかったので、レンタカー会社のお姉さんにいろいろ教えていただきました。
ポルトガルの高速道路を簡単に使えるヴィア・ヴェルデ
ポルトガルでは、日本でいう所のETCにあた流のがヴィア・ヴェルデという機械になります。
ETCの機械は、レンタカー会社にもよりますが1.8ユーロ程で借りることができます。
このヴィア・ヴェルデの機械を借りて、クレジットカードを登録することで自由に高速道路を使えるようになります。
レンタカー会社には、ヴィア・ヴェルデの機械を借りるためのデポジットを80ユーロ程支払いました。
※借りられるレンタカー会社により、デポジットの金額は異なるかも知れません。
デポジットは、全てカードからキープされます。
なぜこのヴィア・ヴェルデの機械が必要なのかというと、ポルトガルの高速道路ではヴィア・ヴェルデがないと走れない区間があるのです。
その区間を通らないという方には必要ありませんが、あらかじめ全てチェックしておかないと罰金ということになってしまうので注意が必要です。
現金払いができる期間であれば特に問題はありませんが、ヴィア・ヴェルデじゃないと支払うことができない区間は要注意です。
ちなみに、ポルトガルではヴィア・ヴェルデが普通でほとんどの方々がヴィア・ヴェルデ専用レーンを使っていました。
ポルトガルの高速道路のヴィア・ヴェルデ専用レーン
ポルトガルのヴィア・ヴェルデ専用レーンは、緑色のvが書かれているレーンです。
Vが傾いたような感じで、高速道路を走っていればすぐにわかるはずです。
ちなみにヴィア・ヴェルデとは、緑色の道という意味だそうです。
とてもわかりやすくていいですね(^_^;A
これがあるだけで、ポルトガルの高速旅はかなり楽になります。
ヴィア・ヴェルデ専用レーンでは、日本のETCのようにかなりの減速をする必要はありません。
60キロでも通ることができるということなので、あまり減速しなくていいのも楽ですね。
ヴィア・ヴェルデは、区間ごとに高速料金が決まっていて、上にあるオービスのような機械で課金されていきます。
その後、登録したクレジットカードからのお支払いとなります。
日本よりもかなり便利だなと思った次第です。
ポルトガルの高速道路はかなりのスピード天国だった?
また、ポルトガルの高速道路は驚くほどみんなすっ飛ばしていて恐ろしいほどでした。
ドイツのアウトバーンもそうですが、殆ど変わらない程のスピードで、150キロほどで走ってる車もたくさんいました。
通常スピードは、130キロ程で130キロで走っていてもどんどん抜かれていく、そんな状況でした。
ただ、日本の高速と違い道がかなり広いのでとっても走りやすい道でした。
車もリスボン近郊以外はあまりいない為、自分のペースで走ることができます。
慣れないと、SAが右側にあることに違和感を感じました。
SAも結構頻繁にあり、3箇所先までのガソリンの値段までわかるシステムでした。
日本の高速の場合、ガソリンスタンドってなかなかないですよね?
ポルトガルは広大な敷地がある為か、SAのたびにガソリンスタンドがあります。
軽食系のレストランとコンビニ程度しかありませんが、コーヒーで一息つくのに助かります。
無料から有料に変わっていたのには驚きましたが、知らずにVのレーンを走ってしまい後から罰金を請求されたなんていう事がないように注意が必要です。
ポルトガル全土に渡り高速道路は走っているので、ポルトガル内は楽々移動する事ができます。
車じゃないといけないような場所にも行けますし、レンタカーを借りてのポルトガル旅は大変オススメです。
スピードを出してる人は多いですが、走りやすい広い道なので、自由に行きたい場所に行きたいという方は、是非レンタカー旅をされてみてください♪