世界一周中や海外移住する際に家の管理はどうするべき?賃貸は引払い持ち家は売却するの?

よく頂く質問で、「世界一周中って、家ってどうすればいいと思いますか?」というものを頂きます。

おそらく、実家以外から世界一周に出発するという方の多くの方がぶつかる壁なのではないでしょうか?

もちろん、私たちもその壁に6年前にぶつかりました。

世界一周中、海外移住する際の家はどうするかについて、ご紹介します。

世界一周中賃貸の家は引き払うべき?

まず、賃貸の場合どうするべきかについて解説します。

賃貸で住んでるという方の場合、毎月「家賃」としての支出はかなりのものになりますよね?

世界一周中は、支出をできる限り減らしたいものです。

どれだけの国を回れるか、変わってくることにもなりかねません。

そのため、世界一周中は「賃貸の家を借り続けておく」というメリットはあまりないでしょう。

唯一のメリットとしては、帰国後すぐに今までと変わらない生活をすることができるという点です。

ただし、マンションならそこまで問題ありませんが、木造の一軒家だったり木造のアパートだったりする場合にはかなりの掃除が必要となってくるはずです。

また、無人の状態では借り続けることができない場合もあるので、その辺のところも注意が必要です。

どれ位の期間海外にいるかによっても、引き払うか借り続けるかを考えられてみると良いでしょう。

家を引き払う際に問題になるのが荷物の問題

今までもこれからも世界一周中

次に出てくる問題が、今まで暮らしていた家にあった荷物の問題でしょう。

それなりに何年か生活していると、荷物ってどんどん増えていくものですよね?

そんな中、世界一周に出るからといって荷物を全て引き払う訳にはいかない!と思われてる方が多いはずです。

そんな時に頼りになるのが、実家の存在です。

おそらく、世界一周中多くの方々の場合荷物は実家に置かせていただいていたはずです。

しかしながら、事情があり実家に荷物は置かせてもらえない(>_<)

そんな方も、もちろん存在するはずです。

そんな時に頼りになるのが、「貸し倉庫」の存在です。

貸し倉庫の値段はピンキリですが、気をつけなければならないのが「湿気やカビ」なのです。

世界一周中に出会った方々から、貸し倉庫に預けていた荷物が湿気でえらい事になってた。という話を聞いた事があります。

貸し倉庫を選択される際には、湿気だったりカビ対策だったりをクリアできる貸し倉庫なのか、きちんと確認してから貸し倉庫を契約されると良いでしょう。

貸し倉庫は、地域によっても大きさによっても設備によっても本当にピンキリのお値段です。

持ち家の場合は売却するべき?

ルクソールを自転車で周る

それでは、持ち家の場合はどうするべきかについてです。

我が家の場合は、持ち家だったため、

  • 誰かに貸す
  • 売却する
  • そのままキープする

この三つの選択肢がありました。

持ち家がありながら世界一周をするという場合は実は難しく、どの選択肢を取るにしても、いろいろと問題が出てきます。

まず、誰かに貸した場合です。

誰かに貸すとなると、それなりの修繕が必要となってきます。

新しい家の場合はそんな事もありませんが、それでも多少のリフォームは必要となってくるはずです。

我が家の場合は、結婚当初から住んでいる家でかなりの修繕が必要な状態でした。

そのため、誰かに貸す=大規模リフォームする必要がある

という事になり、誰かに貸すという選択肢はまず消えました。

次に、売却するという選択肢も一つありましたが、帰国後は世界で学んだこと、マッサージのお店を作るというプランがあったために、売却という選択肢は当時ありませんでした。

帰国した時に、家がないというのも大きな不安要素でもありました。

そのため、我が家の場合は「持ち家をそのままキープする」という選択をして世界一周する事となりました。

ちなみに、世界一周した際には近所に住んでた友人に、家の窓開けを毎月お願いしていました。

そのお陰で、家は普通に良い状態をキープする事が出来ました。

今現在タイのチェンマイにロングステイ中ですが、今回はどれ位の期間チェンマイにいるかなどは決めていなかったために、窓あけなどは誰にもお願いしていませんでした。

一時帰国した時に家の様子を見てみると、驚くほど家が劣化していたのです。

床は剥がれてたり、カビ取りぞうさんなどをたくさん置いてもカビ臭かったり、「古い家に入った時のあの匂い」が充満していたのです。

これには驚きでした。

1年ほどで、木造の家というのはここまで劣化してしまうものなのかというものを目の当たりにしたのです。

ちなみに、友人も持ち家で放置したまま世界一周したら、いろいろと水道関係などが壊れてしまい修理にかなりのお金がかかっていました(>_<)

電化製品なども、壊れたものが色々あったと言ってました。

我が家の場合、電化製品はもともとあまりなく、テレビもありませんし冷蔵庫、洗濯機位しか大きな電化製品はないため、特に壊れてたものはありませんでした(^_^;

なんでも使わないと、劣化してしまうということを身をもって体感しました。

長期で旅に出る方や海外移住する方はまず家の査定をするべし

ダハブでダイビング スーツ着用時

そんな訳で、長期で世界一周する、旅をするという方、海外移住される方は「家を売る」という選択も選択肢の一つと考えてまず家の査定をされてみるべきでしょう。

家って、どこで売っても同じでしょ?と思われてる方もいらっしゃいますが、全然違います(>_<)

お願いする不動産会社によって、何百万円もの差が出てくるのが「不動産売却」なのです。

また、信頼できる会社にお願いしないと「いつまでたっても家が売れない」ということにもなりかねません。

まずは一度、「いくら位で自宅が売れるのか」を知ることから始めてみると良いでしょう。

我が家も、先日「不動産売却の査定」をしてみましたが、かなりの値段に驚いています。

色々な会社がありますが、友人が利用して高く売れた査定会社を紹介していただいたのでご紹介させていただきます。

イエウールという会社で、とても評判も良く対応も良い会社でした。

査定結果をメールで送っていただくことも可能なので、「電話に普段出れない」という場合も安心です。

査定結果に納得してから、現地査定をお願いすることも可能です。

試しにいくら位になるのか、無料なので査定されてみるのも良いかもしれませんね。

世界一周や移住などを決めると、いろいろとやらなければならない事って出てきます。

そんな中の必ず決断しなければならない壁、家をどうするかについてのご紹介でした。

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