インドの寝台列車に乗る!バラナシからタージマハルの町、アグラーへ

インドという国は、広大な国土のため、移動にかなり時間がかかる国だ

列車、バス、時には飛行機と様々な乗り物を乗り継ぎ、インドの広大な大地を移動することになる

インドの列車は、遅れることで有名だ

この日は、一時間半程の遅れで済んでラッキーだった

これがもし日本だったら?

一時間半も遅れたら、大事だろう…

日本人は、たった一分遅れただけで、「列車が遅れてご迷惑おかけいたしました」と謝る

そんなアナウンス、どこの国に行っても聞いたことが無い

もうこの頃には、列車が遅れることには慣れっこだった

正確な時間にきたりする方がびっくりだった

インドの列車は、切符を購入するクラスによってイスなども異なる

今回は、3等の寝台をチョイスする

三段ベッドの寝台だった

まあ、こんなものかな。という具合のイスだったけれども、寝るには充分だった

タイで、バンコクからチェンマイの移動をする際に昔乗った寝台列車のように、ベッドメイキングをしに来てくれる訳でもない

もちろん、シーツなんてある訳もない

私たち世界一周夫婦は、寝袋を持って旅してたので、こういう時本当に助かった

インドというと、暑いイメージがあるかもしれないが、

北インドの冬は、思いのほか寒かった

持ってる服を着込み、寝袋で寝てやっとちょうど良い位だった

あんまり汚いのはちょっと…

という方には、一等寝台をお勧めする

一等寝台なら、切符を持たないインド人たちはそのエリアに入ってこれないはず

周りはお金持ちのインド人ばかりなはずだ

この頃には、本当に色々なことに慣れ尽くしていた

電車が汚いことにも

朝起きたら、イスの下に切符を持たないインド人が転がって寝てることにも

アグラーに到着する

13時間ほどの列車の旅だった

世界遺産【タージマハル】がある町なだけあって

なかなか綺麗にされていた

タージマハルは、観光のツアーのお客様も来るから、そこそこ綺麗にしておかないとダメな町なのかもしれない

この町には、牛だけではなく、ラクダまでいた

もう何が何だか…

道に色々な動物がいることが、もう普通になってきた

そんなインド旅

そして、この地にも「コーラン」が鳴り響く

コーランとは、イスラム教の聖典で、お祈りの時間になると流れてくるものだ

いつからだっただろうか

コーランが旅の日常になったのは

そしてその後しばらくの間、おそらくヨーロッパに入るまで

コーランと共に旅をすることになるのだった

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