インドのアグラに来たならば、絶対に外せないスポットなのが、アグラ城です。
アグラと言えば、タージマハルですが、アグラ城は、タージマハルと深い関係があるお城で、タージマハルを観たならば、アグラ城も見なくては、タージマハルを観たことにはなりません。
アグラー城がアグラ観光で非常に重要な理由とは
アグラ城というスポットを知ってるという方は、あまり多くないかもしれませんね(^^;)
恐らく、歴史好きな方、インド好きな方以外はあまり知られてないかもしれません。
タージマハルとは、ジャー・ジャハーン帝が奥様のために作ったお墓です。
アグラ城は、タージマハルを作ったシャー・ジャハーン帝が、タージマハル建築にかなりの費用をつぎ込み、更に自分のお墓、黒タージマハルを対岸に作る計画が息子に知られ、幽閉された場所なのです。
死ぬまでの7年間もの間、アグラ城から、愛する妻の眠るタージマハル建築を見ながら過ごすことになった場所なのです。
このお話を知れば、アグラ城にも行かなくては!となりませんか?
もちろん、私もインドに行くまでアグラー城の事なんて、知りもしませんでした。
インドに行き、アグラーについて学んだ時に、この話を知り、これは行かなくては!という事になり、足を運んだ次第です。
アグラ城からは、タージマハルを見渡すことが出来ます。
私たちがアグラ城に行った費は、霧がかかり、ぼんやりとしか見えませんでしたが(^^;)
7年間、幽閉されて過ごしたシャー・ジャハーン帝の気持ちを思いながら、アグラ城を見学すると、色々と考えさせられることになるでしょう。
優雅な建築、広い庭園、すべてが美しい、そんなアグラ城でした。
シャージャハーン帝が幽閉され、遠目にタージマハルを眺めていた塔が、ムサンマンブルジュ(囚われの塔)です。
広すぎて、アグラ城全部周れないとう方でも、囚われの塔からのタージマハルだけは、見て頂きたい、そんな場所です。
インドという国に対して、考え方が変わるかもしれません。
私がインドを好きになった理由は、一番は「人との出会い」ですが、世界遺産などの建築様式なども一理あります。
すべてが美しい、街の汚さなどとは対照的なインドの建築を見ているだけで、心が洗われる、そんなインドです。
やっぱり圧巻!タージマハルのすべて
タージマハルは、昔々テレビであの美しい姿を見て以来、ずっと来たいと思ってた場所です。
ムガール朝の5代皇帝であるシャージャハーン帝が、他界した最愛の妻であるムムターマハルのために作ったお墓がタージマハルなのです。
最初、タージマハルがお墓なんて知りませんでした。
22年の年月をかけて完成したお墓であり、総大理石で作られただけあって、かなり美しいお墓でした。
こんなに美しいお墓は、未だかつてみたことありません。
文字で書いてしまうと、半減してしまいそうな
それほど美しいお墓でした
タージマハルに興味がある方は、是非とも自分の目で見て頂ければと思います。
私たち世界一周夫婦がタージマハルに行った時には、トムクルーズに遭遇しました。
映画「ミッションポッシブル」の撮影でタージマハルに来てたようですが、タージマハルは映画などの撮影で使われることが多い場所です。
運が良ければ、誰か有名人にも会えるかもしれません(^^
※タージマハルは金曜日が定休日なので、ご注意くださいませ。
勝利の都、ファテープルシークリーへご案内
アグラを堪能するには、勝利の都であるファテープルシークリーも必見の場所です。
なぜ勝利の都と言われるのか
ファテープルシークリーを作ったアクバルが、グジャラート地方での戦いに勝利したため、勝利の都と名付けられました。
アクバルは、後継ぎに恵まれませんでしたが、アグラ郊外に住むイスラムの聖者の予言によって、男の子を授かります。
そのため、この地に都を移し、ファテープルシークリーを建築しました。
が!!!!
利便性の悪い場所にあったため、わずか14年でファテープルシークリーの都は滅びることになります。
今でも、子宝の地として、訪れる人が後を絶たない場所なのが、ファテープルシークリーです。
アグラ中心部から、ローカルバスで1時間半程で到着します。
インドの人々に交じってローカルバスに乗る旅も、なかなか面白いのでお勧めです(^^
アグラ観光まとめ
アグラの観光スポットは、タージマハルだけではないという事を、お分かりいただけましたでしょうか。
各観光スポットには、物語があります。
物語を知ることで、より一層、インドのアグラ観光を堪能することが出来るのではないでしょうか。
ただ単に、観光ガイドさんに説明して貰いながら観光するよりも、まず自分で物語を調べて、その上で観光することで、響くものがあるはずです。
そして、更にその国を好きになるきっかけになるかもしれませんね(^^
アグラは、デリーから200キロ程の場所にあり、デリーから日帰りも可能ですが、せっかくならゆっくり観光して頂きたい、そんな場所です。