何度もこちらに書いてますが、個人的に私たちはタイという国が大好きです。
色々と、「え?」と思うことがあれども、なんだかんだタイの人たちも好きですし、タイの様々な部分が好きだったりします。
今回は、タイという国に住んでみて気づいたタイ人のパーソナルスペースについての思考です。
タイ人のパーソナルスペース
まずはじめに、タイの人たちのパーソナルスペースというのはもちろん人によって異なってきますが、多くの場合私たち日本人よりもかなり狭かったりします。
人との距離は近いですし、友達同士でも普通に腕を組んだり手をつないで歩いていたり。
女の子同士ではよく見かけます。
人との距離が近いタイの人たちですが、年々タイという国を見てきて、だんだんと広くなってきてるようにも感じます。
昔の方がもっとパーソナルスペースは狭かったかなと。
先進国の方がパーソナルスペースは広い?
あくまでも、個人的な体感ですがなんとなく先進国の国の方がパーソナルスペースは広いように思えます。
例えば、インドやネパールの人たちのパーソナルスペースはあってないようなものですね。
なぜ、あなた達はこんなに近いの?と思う程、密着して座ってきます。
あれだけ人口が多いわけですから、そうせざるをえないのかという理由もわかります。
一台のバスや電車に、どれだけの人を詰め込まなければならないのか、考えてみるとパーソナルスペースがどんどん狭くなってしまうのもわかります。
また、家の問題というのもあるかもしれません。
途上国などでは、狭い家に何人もが暮らしています。
仲良くなった友人の家に遊びに行くと、一家が六畳一間のようなスペースで暮らしていたり、よくあることです。
こんな生活環境からも、パーソナルスペースというのは狭くなるのかと思われます。
欧米やアメリカなどでは、子供の頃から一部屋を与えられて自主性を尊重されて育ちます。
そのため、パーソナルスペースというのは広くなるのかなと。
タイ人のパーソナルスペースが広くなってきてるのはお金持ちになったせい?
画像:Wikipediaより
タイの人たちのパーソナルスペースが広くなったと感じるのは、タイの人たちがお金を持つようになったからなのかなと感じたりします。
実際に、ある程度お金持ちの中華系のタイ人のパーソナルスペースは広かったりします。
その反面、あまりお金を持っていないたいの人たちというのは、かなりパーソナルスペースは狭く、人の家に遊びに来ても勝手に冷蔵庫を開けたり自分の家のように色々と使ってみたり平気でします。
そればかりか、「どうぞ上がって行ってね。」と一言も言ってないのに、「こちらとしては立ち話で終わらせるつもりだったのに」勝手に部屋の中に入ってくるのがタイの人たちなのです。
最初は驚きましたが、もう慣れました(^_^;
そして、家の中に入ってほしくない時には、外で待ち合わせをすることを覚えました。
が、タイの人たちは時間通りやってきませんので外での待ち合わせはパソコン持参したりすることも覚えました(笑)
郷に入ってはごうに従わないと本当にこの国の人たちとは付き合って入られません。
イライラするだけです。
そんなタイの人たちのパーソナルスペースも、本当に昔と比べると広くなってきたのです。
色々な国に行ったり、色々な国の人たちと深く関わると、いろいろな国民性が見えてきます。
ちょっと旅行に行ったくらいでは見えなかった事もたくさん知ることになります。
タイという国は、私にとってかなり面白い国です。
タイの人は大好きですが、なかなか信用できる人に出会えないなというのも事実ですね。
※ここで言う信用とは、ビジネスパートナーという意味です。
日本人がいかに信用できる人種なのか、身を以て体感することができます。
タイでパーソナルスペースについて、いろいろと考えてみましたが、タイに来られる際には是非タイの人たちと深く関わってみてください。
こんな思考で生きることができたら、本当に幸せなんだろうなということを学ぶことができます。
ちなみに、タイでは人前で裸になるという文化がありません。
タイで日本への旅番組がよく放送されていますが、そんな中温泉のシーンが流れると、タイの人たちは温泉に行きたいと思う方が多かったりします。
タイの人たちは、温泉大好きですから。
そんなタイの人たちが日本の温泉に行くと、一緒に来た友達と一緒に温泉に入るというのはとっても恥ずかしいことなんだそうです。
時間をずらして入ったりするとか言ってたのを聞いて、「これが文化の違いなんだ!」と思いました。
いろいろと、パーソナルスペースについて考えていくと、文化の違いが本当によくわかって面白いですね。
あなたのパーソナルスペースは、人と比べて広めですか?