【インドで映画を観る!】インドの映画館はいつも行く近所の映画館より綺麗だった件

インドのバラナシという、生と死の町で映画を観た

世界一周の目的として、世界各国の映画館に潜入するというものもあった

先進国では、どこも同じなので面白くないが、発展途上国の映画館は色々あって本当に面白い

インドに来る前、ネパールでも映画館に行った

ネパールの映画館は、まさに絵に描いたような「オンボロ映画館」で、かなり衝撃的だったのを覚えている

そして、ネパールの人たちは、映画の途中で良いシーンになる度「指笛」を吹く

映画館にいる人たちみんなで一体になって映画を観てるような、そんな気にさせられたのがネパールの映画館だった

インドのバラナシの映画館は、入った瞬間びっくりしたことがある

何度か行ったことがある、近所の映画館よりも、数倍綺麗だったのだ…

日本の映画館では、ポップコーンにドリンク類、そしてドーナツやらホットドッグ、ピザ位しか食べれないけれども

ここ、インドのバラナシの映画館では様々な食べ物を食べることも出来た

ずいぶんとグレードの高い映画館に来たようだ

もちろん、映画館によって設備は異なるはずだけれども

チョイスした映画館は、本当に素晴らしい映画館だった

インドの映画館は、座席によって値段が異なった

三ランクあり、最前列が一番安かった

宿泊してたゲストハウスで仲良くなった人たちと一緒に映画を観に行ったのだが

「今回は奮発して一番良い席にしよう」

という事になり、デラックスシートの座席を購入する

その名も、「ダイヤモンドシート」

一人130ルピー(約200円也)

もちろん、周りにいるインド人たちは、みんなハイクラスの人たちだった

ここにいるのが恥ずかしくなってしまう程(笑)

インドという国は、それほど貧富の差が激しい国だということを目の当たりにした、そんな瞬間だった

インドの映画館では、ネパール同様途中でいきなり電気が付いて、休憩タイムに突入する

それだけ、映画が長いということを意味する

「DESI BOYZ」と言うコメディを観たのだけれども

これが最高に面白く、この日からインド映画にハマってしまう

勿論、字幕などは一切なし

ヒンドゥ語と、時たま混ざる英語のみの映画

ミュージカル的要素満載なのが、インド映画の特徴だ

そして、インド映画で流れるサントラもとても好みだった

日本にいると、なかなかインド映画に触れる機会は無いけれども

もしゆっくり映画を観れるようになったら

インド映画三昧をしてみたいと本気で思う

「インド旅の移動には、インド映画の曲がよく合うよ」

インドで仲良くなった友人が言う

列車の車窓から眺める景色

バスの道中で

流れるインドミュージックにマッチした

言葉が分からなくても

音楽は楽しむことができる

そして

言葉が分からなくても

映画も楽しむことが出来る

すべてを理解することが

映画を楽しむことではないということ

その国の人々に

そして

その国の文化に触れたいのであれば

映画館に行くのもありだと思う

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