世界の三大うざいと呼ばれる国、インドに呼ばれて

バラナシのメイン通り

タイトルの通り、インドは世界の三大うざい国だとか、時たまそんな呼ばれ方をする国だ

三大うざい国とは、「インド・エジプト・モロッコ」のことをそう呼ぶそう

ガンジス川沿い

私たち世界一周夫婦は、世界三大うざい国と呼ばれる国は、どこも好きだったりする

特に、インドは大好きな国だ

インドは、好きになる人と嫌いになる人がはっきり分かれる国と言われている

インドに入った瞬間から、「この国は好きになりそう」という直感があった

そういう直感は、大抵当たるものだ

インドに入国し、最初の目的地のバラナシに到着するまでの間に、バスの運転手さんには騙されそうにもなった

バラナシにて

既にバスの切符は持ってるのに、「切符を買え」と言いだすバスの運転手

彼らは、外国人を見かけると、獲物にしようとする

今までの国では、適当に切り抜けてきたが、どうもインドの輩はしつこかった

なかなか退かなかった

もちろん、私たちだってすでにバスの切符を持ってるのに、新たにお金を払う筋合いはない

そんな訳で、その争いはずっと平行線だった

野良猿

「この日本人には、何を言っても無駄だな」と悟ったのか、突然フレンドリーになったバスの運転手

その後、何ごとも無かったかのように、普通に接してきたのだった

「これがインドなのだ」

その時悟ったのだった

ここで、不機嫌になったりしたら、負けだ

郷に入っては郷に従え

これが出来なければ、旅はつまらないものになる

街角チャイ屋さん

生と死の町、バラナシ

ここでもまた、様々な人たちと出会うことになる

ヒンドゥ教では、牛は神様とされている

町中に、牛がたくさんいる街

狭い路地を牛が行き来する街

野良牛

今、考えてみると、なんとも滑稽な、そんな図柄だ

あの時は

それが当たり前のことで

牛のふんをよけながら歩くというのが現実で

野良牛

牛の尻尾で突き飛ばされたり

それが日常だった

野良犬

それが慣れるということ

旅に溶け込むということ

非現実的な世界にいた訳だけれども

まったく非現実的だなんて一ミリも思ったことも無かった

フルーツ屋さん

食材にはハエがたかる

ハエがたかってるのも、やっぱり当たり前のことになってきていて

汚いな…と思いながらも、そんな食べ物を口にしてた

受け入れること

チャパティ

旅は様々な面で人生に通じる

受け入れられなければ、やっていけないのだ

旅出来ないのだ

アジアの国

特に発展途上の国へ行くならば

現地の人々の生活に入っていく旅をするのであれば

青空チャイ屋さんで

覚悟は必要だ

ただツアーに入り、その国の世界遺産を見物して、外国人向けのレストランで食事をし

外国人しか買い物をしないような、免税店で買い物をしてるだけでは

見えないことがたくさんある

青空髭剃り屋さん

分からないことがたくさんある

人々の暮らしに入っていくこと

現地の人と同じものを食べること

一緒に行動すること

ガンジス川沿いにて

それで見えてくること

それが私たちの旅のすべてだった

バラナシの路地

インドに来た目的の一つとして、インドのアーユルヴェーダを習うという目的があった

アーユルヴェーダとは、世界三大伝統医学の一つであり、知れば知るほど、奥深い、そんな世界だった

インドで習った時には、そんなに惹かれなかったのに

バラナシにて

バングラデシュへ向かう列車の中で、バングラデシュ人の銀行マンと出会うことで、私の中でアーユルヴェーダがどんどん大きくなっていった

バラナシにて

そう考えると、インドも今後の私たち世界一周夫婦の人生に大きな影響を与えた国だった

バラナシにて

野良牛
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