【カオマンガイ】の専門店「ガイトーン」がタイ、バンコクから渋谷に上陸したという事で、昨年かなりニュースになりましたね(^^
カオマンガイを食べたことが無い方にとっては、「カオマンガイ」って一体何なの?
と思われたことでしょう。

カオマンガイの発祥の地!カオマンガイとは
タイ語で「カオ」はご飯を意味し、「マン」は油、「ガイ」は鳥を意味します。
「カオマンガイ」を簡単な言葉で表すならば、鳥ごはん、チキンライスという事になります。
鶏肉を茹でただし汁で炊いたタイ米(ジャスミンライス)の上に、茹でた鶏肉を乗せ、スパイシーなタレをかけて食べるというものです。
カオマンガイは、タイのどこへ行っても食べることが出来、地元の人たちだけではなく、タイ料理が苦手な欧米人の方たちでも食べられる料理として知られています。
タイ独特の味が苦手という日本人の方でも、カオマンガイなら食べられるという方が結構多いようです。
実際に、仲良くなったポーランド人の友人も、タイの食事はどれも食べられないけど、カオマンガイならOKと言ってました(^^
中国の最南端である海南島が、カオマンガイの発祥の地
で、東南アジアでよく食べられているお料理として知られています。
私たち世界一周夫婦が、カオマンガイにあたるものを食べたのは、シンガポールが一番最初でした。
シンガポールでは、海南鶏飯(ハイナンチキンライス)と呼ばれ、ホーカーセンターと呼ばれる食堂や、ショッピングセンタ内にあるフードコートでよく食べました。
マレーシアでも同様で、地元の人たちにも愛されてるお料理です。
カオマンガイを食べるなら、レストランのカオマンガイよりも、屋台のカオマンガイの方が断然美味しいと断言します。
タイの街を歩いてると、しめられたままの鳥がぶら下がってる光景をよくみかけるかと思います(^^;)
タイでは、鳥は良く食べられていて、その中でもカオマンガイは、地元の人たちのソウルフードと言っても過言ではない、そんなお料理なのです。
カオマンガイの名店!ガイトーン(別名ピンクカオマンガイ)
今回日本の渋谷、そして福岡に上陸した「ガイトーン」は、タイのカオマンガイの名店です。
いつ行っても、地元の人たち、最近ではガイドブックなどにも載るようになったため、多くの観光客の方たちで溢れかえっています。
並ばないと食べられない、カオマンガイの名店なのです。
こちらのカオマンガイの名店「ガイトーン」は、別名「ピンクカオマンガイ」のお店としても知られています。
なぜピンク?
と思われる方も少なくないでしょう。
「ガイトーン」のスタッフの制服が全員ピンクで統一されてるのが、その理由です。
ガイトーンでは、メニューは決まってるため、席に着いたら出てくるのはとっても早いですね。
あっという間に、鳥を茹でたスープとカオマンガイが出てきます。
タイのガイトーンでは、骨入りスープを頼むことも可能です。
バンコクのガイトーンでは、トウガンのスープも頼めます。
鳥だけの別盛りを頼むことも可能。
鳥好きにはたまらない一品ですね(^^
夜に行くと、一品料理も頼めたりしますが、お昼時はカオマンガイとスープのみ注文できます。
ガイトーンでは、カオマンガイのみで充分な気もしないでもありませんね(^^;)
カオマンガイの裏主役「ルアー」とは
タイの人たちの間では、鳥に添えられてる「ルアー」と呼ばれる鳥の血の塊がカオマンガイを選ぶ上で重要なようです。
なぜなら、「ルアー」は鳥を丸ごと仕込まないと出てこない部分なため、丸鶏をきちんと仕込んでるお店じゃないとルアーは味わえないためです。
よって、切り身を購入してきて調理してるお店では、ルアーを食べることが出来ません。
タイの人たちの間で、鳥のルアー(血の塊)は、滋養強壮に良いとされ、好んで食されています。
日本で言う所の、ウナギに当たるものでしょうか。
タイの「ガイトーン」も、もちろん丸鶏から仕込んでるため、ルアーは付いてくるお店です。
タイ人にも人気がある理由がルアーからも伺えますね(^^
ライバル登場!?緑カオマンガイとは
個人的に、ピンクカオマンガイのお隣にある緑カオマンガイのお店も大好きだったりします。
カオマンガイ自体は、ピンクカオマンガイの方が美味しいと思いますが、カオマンガイの上にかける「タレ」に関しては、緑カオマンガイの圧勝です。
※あくまでも個人的な意見です。
バンコクのプラトゥナムの交差点を曲がり、ピンクカオマンガイのお店に行く途中に、緑カオマンガイのお店はあります。
一昔前までは、緑の制服は着てなかったはずですが、昨年立ち寄ってみたら、緑カオマンガイのお店になってました(^-^;
タイではよくある事です。
ピンクカオマンガイ、緑カオマンガイ共に、カオマンガイのお値段は40B(140円ちょっと)です。
大盛りにするか、別皿で茹で鶏を頼むか、スープを頼むかによっても値段は異なってきます。
※2015/3現在のレート
カオマンガイの名店ガイトーンへの行き方
お店の正式名称は、「ラーン・ガイトーン・プラトナム(Raan Kaithong Pratunam)」です!
住所
New Petchburi Rd, Makkasan, Ratchathewi, Bangkok, 10400
スタッフ全員ピンクのユニフォームのため、お店はすぐにわかるはずです(^^
電車プラス徒歩で行く場合
BTSのチットロム(Chit Lom)駅を出て、ラチャダムリ通りを北に進みます。
ペッブリー通りにぶつかり、交差点を右折して3分程歩くとガイトーンがあります。
チットロム駅からは、徒歩15分程の距離です。
プラトゥーナムの市場からは、10分程で行けるので、プラトゥーナムを訪れた際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか(^^
ラーン ガイトーン
住所:960-962 Pratunam, Bangkok 10400
地区:プラトゥナーム市場周辺チットロム駅周辺
タイにわざわざ行かなくても、渋谷、福岡で本場に近いカオマンガイが食べられるのですから、一度足を運んでみるのも良いですね(^^
ガイトーントウキョウ 渋谷店 食べログ
さらに!!!
カオマンガイが恋しくなり、自宅で作ってみましたが、ジャスミンライスじゃなかったので、カオマンガイとは異なるものが出来てしまいました(笑)