いつの頃からでしょうか?
タイという国でも、派手にクリスマスを祝うような習慣が根付いてきたのは。
違和感たっぷりで過ごしたタイのクリスマスをご紹介していきます。
常夏の国タイでもクリスマスはある
世界一周をしていた時、ちょうどクリスマスシーズンはインドにいました。
インドでも、多少クリスマスはお祝いされていましたが、インドの子供達にとってクリスマスにクリスマス料理を食べてクリスマスプレゼントをもらうという発想はよほど階層が上の人たちじゃないとなかったのではないでしょうか?
もう5年前の話ですが、あの頃の私が旅した私目線でのインドはそんな雰囲気でした。
所変わってこちらタイランドでは、多くの人たちがクリスマスを楽しむ習慣を身につけていました。
95パーセント以上もの人たちが熱心な仏教徒であるタイという国ですが、欧米の文化を取り入れ様々な行事を楽しんでいます。
つい先日は、「サンクスギビングデー」のイベントまで行われていました(^_^;
サンクスギビングデーといえば、アメリカやカナダでは感謝祭と呼ばれる祝日に当たる日で、家族が集まり収穫に感謝をし、七面鳥を食べる日です。
タイには、ロイクラトンという収穫に感謝をする日も別にあるのにも関わらず、イベントが大好きなタイの人たちは積極的に様々なイベントを楽しんでいます。
そんなタイの人たちにとって、クリスマスは様々なイベントの中の一つで、楽しいことができる日でもあるのです。
欧米のクリスマスの意味はタイの人たちの頭の中にはほぼなし
タイの友人に聞いてみたところ、クリスマスは盛り上がることができるイベントだから好きという回答が帰ってきました。
ある程度発展してきてるタイの国では、それなりの中級以上の方々にとって楽しめるイベントというのは本当に重要な位置付けなんだと感じざるをえません。
もちろん、まだまだクリスマスなんて関係ない場所にいる人たちもたくさんいます。
でも、ある程度お金持ちになってきた人たちは各々クリスマスを楽しんでいました。
クリスマスディナーを食べて、そしてクリスマスにはプレゼントを渡すという習慣まで今のタイにはあります。
その証拠に、デパートがものすごく混雑していました。
チェンマイでの真夏のクリスマス2016
ここチェンマイでも、クリスマスは盛り上がっていました。
デパートやホテル、コンドミニアムなどではクリスマスの装飾がなされ、イルミネーションが輝いていました。
もっとも、街中のイルミネーションはチェンマイでは1年中ですが(^_^;
どちらかというと、クリスマスとハッピーニューイヤーは同時に捉えられている節があり、町中の至るところに「メリークリスマス&ハッピーニューイヤー」と書かれています。
タイの人たちは本当に写真好きなのがうかがわれるのが、こちらです。
デパートで展示されていたクリスマスツリーですが、その前に椅子が配置されていて、ここに座って写真を撮りましょう。というものでした。
タイの人たちは、どこかに出かけては写真を撮りSNSにアップします。
そして、いかにいろいろな所、素敵な所に行けてるのかを勝負するかのようにアップし続けます。
どこで撮ったのかもタグ付けするため、もしかしたらデパートの戦略かもしれませんね。
真夏のクリスマスfor me
私にとってのタイで過ごす真夏のクリスマスは、なんとなく違和感あふれるクリスマスでした。
寒気が訪れ、朝晩は涼しくなってきたとはいえ、日中は30度を超える日も珍しくありません。
そんな中、街中ではクリスマスソング一色で一日中クリスマスの曲がループしています。
ホワイトクリスマス?
どう考えても、ホワイトクリスマスとは程遠い暑さの中のクリスマスツリーなのでやはり違和感以外ありません。
そんなわけで、通常運行なクリスマスデーでした(笑)
お金持ちの友人は、おしゃれしてホテルのクリスマスディナーに行くと張り切ってました。
ちょっと高級なお店やホテルなどでは、クリスマスディナーが出され、通常の2倍位のお値段でコースが設定されています。
※お店によりけりですが。
貧富の差を感じずにいられません。
そしてタイの人たちの性格からお正月もクリスマスツリーと一緒に過ごすことになることであるタイランドです。