世界一周をするちょっと前に、私たちより前に世界一周をしてた方から「旅する本」の話を聞きました。
旅する本って素敵だなと思った私は、世界一周中に読んだ本達を旅させることにしたのです。
そして、5年の年月が経過後、その本をたまたま手に取った方から連絡がきたのです。
旅する本って何?
旅する本と言っても、何もガイドブックの事ではありません。
昔の私は、旅の地で本を読むのが大好きでした。
今ももちろん本は大好きですが、今現在物語を絶っています。
もう、何年になるでしょうか。
目的を達成するまで、大好きなものを一つ絶つ事に決めました。
それが、読書でした。
読書と言っても、仕事関係の本はたらふく読みます。
今でも、紙ベースの本はなかなか手に入れられませんのでアマゾンのキンドルや楽天で購入して電子書籍で常に読んでいます。
世界一周していた5年前、家を出発する時に20冊余りの本をバックパックに詰めて旅立ちました。
そして、読み終わる度に本を旅させていたのです。
バックパッカー宿の本棚に置いてきたり、誰かと交換してみたり…。
読み終わった地に、一冊ずつ置いてきました。
連絡先と共に…。
そんな本を読んだ方から、先日連絡を頂いたのです。
まさに、その本は5年の年月旅をしていた本という事になります。
バリのウブドからマレーシアのコタキナバルへ
私が5年前に旅させたその本は、バリ島のウブドの宿の本棚に置いてきた本です。
そして、私が本に書いたメッセージを読み、その方が連絡をくださったのです。
バリ島のウブドから、連絡してくれた方が手にしたのは、マレーシアのコタキナバルにある宿でした。
どんなルートでバリからマレーシアまで、旅をしてきたのでしょうか?
色々なルートを考えるだけで、ワクワクします。
しかも、つい最近の話ではなく、5年も前の話なのですから。
まさに、タイムカプセルを開けた時のような、そんな幸せな気持ちになれました。
旅から旅の思い出へ
何度かどこかで書いた事がありますが、旅って旅の計画を立ててる時と、旅をしてる最中、そして旅を終えた後にも今回のような楽しみがあったりします。
5年前の旅で得たものは、宝物です。
そして、年月が経過した今でも、旅の事を思いだすだけでワクワクしますし、幸せな気持ちになれます。
私たちと同じくアジアを周る旅をしながら、そして私が好きで読んでた本を手に取ってくださったというだけでも、嬉しい限りです。
形あるものは、無くなりますが、思い出は色あせません。
5年の年月の間に変わったことに、色々と気づかせてくれたそんな出来事でした。
今現在は、タイのチェンマイにいて旅しようと思えばいつでも旅出来る環境にいますが、なかなか旅出来る状況ではありません。
VISAを取りに行ったラオスと、ツアーなら大丈夫かな?と友達が来た時に一緒に行ったチェンライ位でしょうか?
体調次第になってしまいますが、まだまだ旅したい熱は冷めていません。
既に、もう旅し尽くしてますがまだまだ行きたい所はたくさんあります。
先日、ファランの友人が行ってきたというチェンマイの隣の隣の隣位にあるラオスとの国境付近の街にも行きたいと思ってます。
そんな計画を立てるだけでも、ワクワクが止まりません。
色々とワクワクさせて頂けた、旅する本からの連絡でした。
これから旅をされるという方は、是非読み終わった本を旅する本にしてみてください。
こんな風に、世界一周を終えた5年後に連絡を頂けることもあり、幸せな気持ちになれるはずです(^^