旅最大のピンチ!?旅先での病気は突然に

突然、目の前がくらっとして意識を失った

ネパールのとある田舎町に滞在してた時だった

その日は、朝、パン売りが売りに来たパンを食べた直後から体調が悪かった

どうせまた、食あたりだろうと思い、高をくくっていると

本格的に具合が悪くなってきた

ちょうどその頃に、NHKラジオの出演が決まり、ラジオの原稿を書いてる時だった

熱も出てきたようで、ちょっと横になろうと立ち上がった瞬間

意識を失って倒れたようだった

その時の事はまったく覚えてない

こういう時、二人旅は本当に心強いと思う

バリでお腹の調子が悪くなり、タイ、ネパールと三か国またいでしまい、ようやく治って安心してた時だった

同じものを食べても、世界一周夫婦夫tomoは、まったく具合悪くなることは無い

食あたりになるのは、いつも私だけだった

病名は、「ブドウ球菌の食中毒」だった

ネパールでは、かかる人が多い病気らしく、熱が上がり39℃を超すのが特徴のようだった

実際私も40℃を超える熱で朦朧としてた

熱にうなされながらも、

トイレにこもりっきりで

本気でこの時ばかりは日本に帰りたくなった

この時、この地では

一日のうちの数時間しか、電気が使えなかった

シャワーも、電気を使用してたために、電気のつく時間しか使うことが出来なかった

計画停電が行われたようだ

ろうそくの明かりがネパールでの日常だった

汗をかいて、シャワーを浴びたくても、寒すぎて水シャワーを浴びることは出来なかった

季節は、ネパールの冬に差し掛かろうとする季節だった

長袖が必要な季節だった

この時宿泊してた宿が、実は日本で大変お世話になってるとあるインド料理やさんの社長さんの友人が経営してる宿だった

本当に私はツイてると思う

知り合いだったため、色々と至れり尽くせりして貰う

寒くて寒くてどうしょうも無く、毛布を何枚も貸して貰う

何も食べられずに、お湯なら飲めたので、お湯を沸かして貰う

数日間寝込み、ようやく起き上れるようになる

朝起きた時に、「もう大丈夫だ」とはっきりわかった

旅を始めてから、日本食を食べたいと思ったことは無かったけれども

この時ばかりは日本食が恋しかった

幸い、ネパールでは日本食を食べられるお店がたくさんあったため

日本食に困ることも無かった

この時、テラス席のある日本食レストランで奮発して食べたうどんは、最高においしかった

食事が出来る

という普通のことに、本当に感謝したのを今でも覚えてる

この時から、怪しいものは食べないと心に誓った私だった

後でネパールの友人に聞いてみると、

歩いて売りに来るパン売りからは、ネパールの人だったあんまり買って食べないよ

なんていう話を聞いた

そうだったの?

また、

日本で言うところのお米のポップ菓子みたいなものがネパール、インドで売られてて、これが大好きだったのだが

「そんなの食べちゃダメだよ、病気になるよ」

とネパールで友達になった人たちに言われたのだった…

その頃から

少しずつ、食べ物を選んで食べるようになっっていった

そして、あまりにもネパールの地が好きになり過ぎて

ネパールのビザを延長することを決めた

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