アルメニアに来たもう一つの目的
ナゴルノカラバフ共和国へ行くこと
え？ナゴルノカラバフ共和国って？
と思われる方は多いかもしれない
アルメニアとアゼルバイジャンの間にある、小さな小さな国なのだ
国と言っても、アルメニアにしか一つの国として認められていない国だ
そして、アルメニアからしか入国ができない国なのだった
それは行くしかない
という事で、さっそくビザを取に領事館に行くことにした
ナゴルノカラバフ共和国のビザを取るには、面接が必要だという情報をキャッチする
ビザで面接？
と思いながらも、領事館に入る
「こんな雪の中、よく来たね」
といい、即座にビザを発行して貰うことが出来、かなりラッキーだった
が…
ナゴルノカラバフ共和国への道は遠かった
トムに「明日ナゴルノカラバフ共和国に行ってくるよ」と言うと
かなり驚き
「今は行っちゃだめだよ。雪が凄くて危ないよ」と言う
山を越えたりするためか、トムは道が危ないから辞めろという
トムが危ないっていうなら危ないんだろうからと、即座に辞めることにした
そもそも
ナゴルノカラバフ共和国へ行く目的は、
・我らの山というモニュメントを見るため
・戦争の廃墟をみるため
だった
ナゴルノカラバフ共和国は、ビザを申請した時に、申請した場所にしか入ることはできない
未だに危ない場所も残ってるためだった
そして
ナゴルノカラバフ共和国のビザがあると、アゼルバイジャンに入国することは出来ない
昔、アルメニアとアゼルバイジャンは、ナゴルノカラバフ共和国領をめぐり対立し、
アルメニアのも領になったためだった
そのため、アゼルバイジャンに入国予定の方は、パスポートにクリップでとめて貰う形でビザを貰うこと
アルメニアは、本当に雪に苦しめられた国だった
世界一周をしてると、どこの国も良い時期に当たるという訳にはいかなかった
また、緑豊かな季節にアルメニア、ジョージアのコーカサス地方は巡りたいと思う
私が見たアルメニア、ジョージアの山々は雪化粧をした山々だったけれども
新緑の山々はまた違った美しさがあるはずだ
また一つ、旅の楽しみが出来たアルメニアという国でのこと
