アルメニアは、本当にどこへ行っても英語が通じない町だった
アルメニアでは、行きたかった場所が数ヵ所あった
雪が凄すぎて、バス(マルシェ)はあまり動いていない状態だった
人が集まらないと、なかなか出発してくれない国だったのだ
仕方がないので、タクシーで周ることにする
が…
タクシーの運転手さんは、誰しも言葉が通じず何を言っても困った顔をされるだけだった
そんな私たちを見てた宿のトムが
トムにどこへ行きたいのか聞かれる
まずは、とある国の大使館に連れて行って貰い、その後『ミュージアム オブ ザ アルメニアン ジェノサイド 』に連れて行って貰う
随分前に、アルメニアの虐殺についての本を読んだことがある
トルコで起きた、アルメニア人大量虐殺についての資料が多々保存されてる博物館
そして印象深かったのは、各国がアルメニアの平和のために贈った平和の杉だった
トムが解説してくれる
その後ろでは、教会からのパイプオルガンが流れていた
今現在も、トルコとアルメニアの国境は閉ざされている
トムは言う
「トルコはどうだった?」
「アルメニアはどうだった?」と聞かれた
良い国だったよ
としか、私は言えなかった
「日本人が最近アルメニアに来てくれて嬉しいんだよ」と。
アルメニアは、観光産業が発達してる国な訳でもない
特に名所という名所はそんなになかったりもする国だった
だけれども、
自然が豊かな、そして人々も優しい素敵な国だ
もっと多くの人々に、アルメニアという国の素晴らしさを知って貰いたい