アルメニアから再びジョージアへ!冬の移動は大変なり

雪で大変だったこと以外は、最高に居心地が良かったアルメニア

氷の中に花が入っている

アルメニアを発つ日がきた

いつまでも、ここで立ち止まっていられないから

アルメニアで心残りだったこと

・ナゴルノカラバフ共和国に行けなかったこと

・オペラを観れなかったこと

アルメニアの劇場

オペラが特に好きという訳でもないけれども

アルメニアでは、かなり安いお値段でオペラを観れるという情報をキャッチしたためだった

一人約500円程でオペラが見れるというので、これは行かなければ。

という事になった

オペラを観るために、オペラハウスへ向かう

「今日はオペラはやらないから明日来てね」と言われる

アルメニアの劇場

翌日、ワクワクしながら再びオペラのチケット売り場へ向かう

「オペラの上演は5日後だよ」

とさらっと言われた

翌日には、もうアルメニアを発つことは決まっていたのだった

泣く泣くオペラは諦めた

のちに、オペラは別の国でリベンジを果たすことになる

アルメニアからジョージアへ再び戻る

行きはバスだったけれども、帰りは寝台列車で戻ることにした

アルメニアからジョージアへの寝台列車は、思いの他かなり快適だった

寝台列車

2等寝台で、一人12250AMD(約2,450円)

※2015年当時のレート

2等は4人掛けのコンパートメントだった

シーツもあり、布団もあった

寝台列車

少し寒かったことを除いては、最高に居心地の良い寝台列車だった

一緒のコンパートメントだった方たちも、上品な感じの初老のご夫婦だった

コンパートメントの中で、初老のご夫婦に言われた

「アララト山は見れた?」と。

雪をかぶったアララトさんを見たよ。と言うと、嬉しそうに微笑まれた

アララトさんは、アルメニアの人にとって大切な山なんだ。とトムが言ってた話を思いだした。

タクシーの運ちゃんと

旧約聖書の中に出てくる「ノアの箱舟」のお話。

私が通ってた大学は、神学校だったために聖書の授業も必須科目だった。

そんな中、興味がある部分だけ、覚えてたりする

ノアの箱舟もそんな中の一つだった。

神様が大洪水をお越し、ノアと家族、そして動物たちが箱舟に乗ってたどり着いたのが、アララト山だったというお話。

知ってるという方も多いのではないだろうか。

アルメニアの人は、みんなアララト山の話をする。

街並み

次にアルメニアに行く時には、緑のアララト山を拝みたいと心底思う

そうこうしてるうちに、いつの間にか寝入っていた

街並み

朝目覚めると、ジョージアの首都、トビリシに列車は到着していた

トビリシに着いても、寒いのは変わりなかった

氷の中に花が入っている
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