タイの方々と共に生きていると、本当に面白いな!
と文化の違いを感じることが多々あります。
特に感じるのが、お金関係です。
月末になると、かなり多くの方々がお金がないのです。
月末になるとお金がなくなるタイの方々
なぜ月末になると、タイの人たちはお金がなくなるのか?
その理由は簡単で、タイの給料日は月末のところが大半だからです。
しかも!
その月に働いた分をその月の月末にいただけるのです。
日本では、この方式の会社は殆どないのではないでしょうか?
マッサージ屋さんなどでは、日払いのところもあったり。
日払いでお金をもらってる人はまだしも、月末払いでお金をもらってる方の多くが月末になると支払いに追われてヒーヒー言ってます。
日頃結構贅沢をしてるように見える、そんなに貧しくない部類のタイの方々も月末はおとなしくしてたり。
わかりやすいなと、日々思ってます。
月末の銀行は大混雑
そして、毎月月末になると銀行は恐ろしいほど混雑しています。
ATMは長者の列なので、月末にはなるべく銀行に行かないようにしてます。
タイの方々は、特に並ぶのは億劫ではないらしく、何分でも永遠とATMに並んでいます。
借金大国タイランド
タイの人たちは、一昔前に比べると本当によく働くようになったと感じます。
だらだらしてるような人が、減ってきた!と一目でわかります。
その理由の一つには、借金があるんじゃないかなと思ってます。
タイの方々は、いつの頃からかかなりの借金をするようになりました。
今現在は、ちょっと前ほど簡単には借金ができなくなってますが、それでも当たり前に借金をします。
特に、車を買う時、バイクを買う時は全て借金です。
スマホも借金ですが、これは日本で分割で支払うのと同じかもしれませんね。
でも、タイの人は新しもの好きで、良いスマホをみんな持ってたり(^_^;A
一つだけじゃなく、いくつも持ってる人も普通にいます。
タイの方々の気質「見栄っ張り」の部分が前面に出ているのでしょう。
ローンの支払いはしなければならないため、毎月様々な金策を行ってます。
私のタイ人の友人は、「今月仕事少ないから、掃除の仕事するよ。」とか言ってたり。
あの手この手で、金策を行ってます。
お金を循環させるための嘘は当たり前
また、タイの人たちは「お金を循環させるため」にはしょうもないような嘘を普通についてきます。
自分のローンの支払いを間に合わせるために、「今月早めに家賃払って!」とか、小さな理由をごちゃごちゃつけて言ってきたり。
帳尻をきちんと合わせてる(きっと?)のでしょうけど、色々と考えてるなと感心するほどです。
そんなタイの人たちですが、仕事も本当にすぐに変わります。
ちょっと嫌なことがあると、この月末のお給料日を待ってそのままドロンです。
その月働いた分をその月の月末に支払うというシステムは、改善の余地があるんじゃないかなと思われますね。
そして、お金が入ると気が大きくなってしまうらしく「○○行く?」などと誘ってきます。
これもタイ流なのではないでしょうか?
タイの方々にとって、大切なのは今現在です。
そして、他人のことなんてぶっちゃけどうでもよく、大切なのは自分自身なのがタイの方々なのです。
先ばかり見て、未来の心配が尽きない。
胃が痛くなってしまう。
そんな方こそ、タイにどっぷりつかってみると「今の大切さ」に気づくかもしれませんね。
あれこれ、タイ人はああだ、こうだ!
なんて書いてきましたが、正直言って私はタイの人たちが大好きです。
もちろん本気でむかつく事も多々ありますが、それでもここにいると楽に生きられるのは事実です。
そして、こんな事に奔放されなくてもいいんだ!という事に気付かせてくれるのもいつも彼らだからです。
今現在の積み重ねが、未来を作ります。
今を不安で過ごしてたら、不安な未来が来ても当然なのかなと思います。
それならば、もっと今に焦点を当てて今を思い切り楽しんでみてもいいのではないでしょうか?
もちろん、今のお金を月末までに全て使いきりとかそういう話は別問題ですが…