もう随分前から気づいてた事ですが、タイに通い出してから長い事経ち在住2年目でありますが、基本の挨拶言葉でほとんどタイ人の口から聞く事が出来ない言葉が「コートート」という単語です。
ごめんなさいの意味のタイ語ですが、基本の挨拶言葉のはずですが、未だかつて聞いた事がありません。
タイの人たちは、謝る事を知らない人種なのでしょうか?
まず最初に覚える基本の挨拶言葉
どこかの国に旅行に行ったり、移住したりしたらまずはじめに基本の挨拶言葉を覚えませんか?
もちろん、私たちもタイ語の基本の挨拶言葉は覚えました。
基本の挨拶言葉すらできないと、人間関係を円滑にすることができませんよね。
どこの国に行っても同じでしょう。
タイ語で、
- ありがとう
- おはようございます、こんにちは
- 元気ですか?
- 元気です
- はい、いいえ
- 数字
- いくらですか?
位は覚えましたが、通常であればここに「ごめんなさい。」が入ってても良いようなものですよね?
ごめんなさいは、なんとなく覚えました。
でも、実際にタイの人たちが使ってるのを聞いたことがなく、自信を持って使うことができないのです。
そのため、タイに長いこと旅行に来たり仕事できたり、移住したりしてますが、一度もタイ語のごめんなさいである「コートート」は使ったことがありません。
もちろん、人にぶつかってしまったり何かあったら謝ります。
ただ、タイ語のごめんなさいの発音に自信が持てずに未だに「I’m sorry.」を使っています。
外国語は、まずは紙上だったりネット上で見たとしても、現地の方が話す発音を耳で覚えて使うことが多い為です。
本当に謝らないタイ人
タイの人は、本当になかなか謝りません。
ちなみに、これは人によるかと思いますが、相当高い確率で謝らないのです。
例えば、バイクを停めてる駐車場で人のバイクにバイクをぶつけたら、隣に持ち主がいる場合って日本人なら絶対に謝りますよね?
場合によっては、傷がついたとかで大変なことになるはずです。
タイの人は、このような場面では絶対に謝りません。
また、道を歩いててぶつかったとしても、絶対に謝りません。
特にモールなどでよく人にぶつかったりしますが、こちらが謝っても一度も謝られたためしがありません。
明らかに相手が悪いという場合でも、なんとなく笑ってそのまま終了です。
最初は、なんで謝らないの?なんて思ったりしたこともありましたが、これがタイなんだと思うと気が楽になります。
遅れてきても絶対に謝りませんし、遅れてくるのが当然のようにしているのが通常のタイ人です。
遅刻に関しては、タイの人たちは遅れてくる人に対しても寛容です。
絶対に誰かが遅れてきても怒ったりせずに、辛抱強く待っています。
そのままこない事すらあるのがタイの人なので、驚きを隠せませんが(^_^;A
それも普通に許すのがタイの人なのです。
許す事に対しては、日本人よりかなり上手ですね。
謝りすぎる日本人と謝らないタイ人
以前、欧米人の友人と「日本人はなんですみません、すみませんというのか?でも君たちはあんまり言わないでね。」なんて話になりました。
おそらく、テレビで見た情報で言ってるのでしょう。
確かに、「すみません、すみません。」とぺこぺこしてるというのは日本人の典型なのかもしれません。
世界でそんなイメージが定着しているのかもしれません。
ちょっと誇張されて報道されているような気もしないでもありませんが(^_^;A
そんな日本人をよそに、タイの人は本当に謝らないということを友人もぼやいていました。
彼は普通に謝ります。
1分でも遅刻してきたら謝ります(笑)
そんな彼からすると、何があっても謝らないタイ人は「ウーム( ̄^ ̄ ;)」と思う対象なのでしょう。
そんな友人の奥様はタイ人ですが(汗)
タイの人が謝らないのはなぜ?
タイの人は、「ごめんなさい。」という意味合いのタイ語は使いませんが、でも悪いことをしたら申し訳ないとは思ってるようですね。
※人によりけりかも知れませんが。
ここ最近気づいたことですが、彼らは悪いとは思ってるけど「ごめんなさい。」という言葉を使わないだけなのです。
タイの女性は、特に気が強い人が多かったりします。
そんな人たちに、「謝って!」なんて言おうものなら後々大変です。
何倍にもなって返ってくることでしょう。
ごめんなさいというのではなく、タイ特有の「マイペンライ」で全てを済ませてしまっているのだということに気づきました。
例えば、ぶつかってきた時とかも「マイペンライ。OKな?」みたいな感じで終わらせてしまうのがタイ人です。
そのため、タイ語のごめんなさいに当たる言葉を聞くことがほぼないのです。
都合よく解釈すると、タイの人が謝らないという訳ではないのですね。
そう理解することで、タイでの生活が快適になります。
ここは日本ではないのですから。