ポーランドには、あまり観光する場所がないと思ってる方もいらっしゃるようですね。
ポーランドって、結構マイナーな国でアウシュビッツ位しかないと思われてる方も多いようですが、全然そんなことはありません。
ポーランドのポズナンという町にあるオピウムクロワッサンミュージアムをご紹介します。
ポーランドといえばオピウムが食べられる?
ポーランド人友人の家に招待され、食事を終えたところで「これはオピウムケーキだよ。ポーランドの名物だから食べてね。」と言われた時の衝撃を、今でも忘れられません。
「??????オピウムケーキ?」
と頭の中が疑問符でいっぱいになってしまいました。
よくよく話を聞くとどうやら、オピウムはオピウムでも、麻薬の原料になるオピウムとは違う部分を食べているんだそうですね。
オピウムには色々な種類があり、さらにポーランドで食べられているオピウムは種子であり、モルヒネ成分は当然ながら含まれていません。
種子はとても香ばしく、クリスマスのケーキであるシュトーレンなどにも使われています。
特に、ポーランドではかなり普及しているもののようです。
オピウム入りクロワッサン作り体験
そんなオピウムですが、ポーランドでは飴状にしてパンの中に入れたりケーキにして食べられています。
ポーランドのポズナンという町で、オピウム入りのクロワッサン作り体験をすることができます。
クロワッサンミウジアムと呼ばれる場所で、予約制で約1時間ほどでクロワッサン作りを体験することができます。
ポーランドのポズナンにあるオピウムミュージアム
ポーランドのポズナンにあるオピウムミュージアムでは、まずはポーランドのポズナンの町の解説をしていただけます。
また、なぜポズナンではこのクロワッサンを食べるようになったのかなど、クロワッサンの歴史なども解説されます。
歴史のお勉強が終わったら、いざクロワッサン作り体験です。
エプロンと帽子を渡されて、クロワッサン作りに参戦します。
まずは生地からこねて作成し、どんな状態になるのが良いのか教えてもらいます。
そして、生地ができたら次はオピウムを生地に乗せていく過程です。
オピウムの餡は、あらかじめ作成されています。
オピウム餡をクロワッサンの生地に乗せたら、次はクロワッサンを形成していく過程です。
形成が終わったら、オーブンに入れて焼きます!
ということで、オピウム入りクロワッサン作りの体験が終了します。
オピウムミュージアムのおすすめポイント
こちらのオピウムミュージアムのおすすめポイントは、なんといっても解説してくれる方が面白い方々なのです。
ポーランド語、英語で解説してくださいます。
例えば、クロワッサンの形成の形は馬の馬蹄のようにしましょう!
だなんて、銅で出来た重たい馬蹄を持ち出してきたり(笑)
クロワッサンに乗せていく餡の乗せ方についても、色々と面白いことをいっていたり(笑)
※ここでは書けないようなことです。
エンターテイメントとして、かなり楽しめるミュージアムなはずです。
HP:オピウムクロワッサンミュージアム Rogalowe Muzeum
お昼時の11時からの予約をして行くと、ポズナンの名物である12時になると始まるゴートファイティングを見ることができます。
場所的にとても良い場所にあるミュージアムなので、行かれるという方は11時から予約されることをお勧めします。
基本的に予約制となっているので、予約してから行かれるのが賢明です。
かなり甘いクロワッサンですが、ポーランドの名物なので是非食べてみてください。
オピウムクロワッサンはミュージアムに行かなくても街中のいたる所で購入することも可能です。