タイの人は本当にお化けを怖がるの?お化けが出るから夜道を歩かないタイの人たち

タイの人たちは、お化けを本当に恐れてるようですね。

お化けと言っても、どうやら日本でいう所のお化けとはなんとなく存在が異なるような気もしないでもありませんが。

番町皿屋敷に出てくるようなお化けとはまた異なる、タイの人たちが怖がるお化けについてご紹介します。

タイの人たちはお化けが怖い?

うちの近所で、オープンした途端に閉店したマーケットがありました。

タイの友人に、「なんでここはすぐに閉店したの?」と聞くと「ああ、ここはお化けが出るから。」という答えが返ってきました。

目が点でした(^_^;

タイの人たちは、本当にお化けを恐れています。

お化けがでる!だなんていう噂が広まってしまえば、お店を出す側も、お客様側も客足が途絶えます。

これでは商売上がったりです。

そんな噂が立ってしまったら、タイでは最後だということでしょう。

しかも、タイの人たちの噂は本当に早いです。

タイの人と言えば、朝から晩まで電話やライン、街角で男女にかかわらず話し続けるほどおしゃべりですから。

人の噂話も大好きで、○○さんがああだ、こうだ!

ついさっき会ったばかりの人のプロフィールについても色々詳しく知っていたり。

開けっぴろげというかなんというか、ズケズケと色々な事を遠慮なしに聞いてきます。

それがタイの人たちです。

そんなタイの人たちにかかれば、「お化けが出る」だなんていう噂はすぐに広まってしまいます。

お化けが怖いから夜道も歩かない

そして、タイの人たちは暗い場所が大嫌いです。

暗い夜道などは、絶対に歩こうとしません。

夜にタイの友人と一緒に外出したりすると、「この夜道は暗いから危ないよ。通ったらダメだよ。」と言います。

また、友人の家に行ったりすると「夜はお化けが出るから送っていくよ。」なんて真顔で言ったりします。

通り魔がでるから送ってくよ。ではなく、お化けが出るから送っていくよですから(^_^;

実際に、暗い夜道を歩いてるタイの人は殆どいなかったりします。

バイクか車ならまだしも、お化けを恐れて夜の暗い道は本当に歩かないのでしょう。

よく映画に出てくるタイのお化け

タイの人は本当にお化けを怖がるの?お化けが出るから夜道を歩かないタイの人たち
※2004年タイで社会現象にまでなったタイのホラー映画 英語名「Shutter」 日本名「心霊写真」

そして、タイの人たちはあれほどお化けが怖いと言いながら、お化けが出てくる映画を好んでみます。

そして、お化け系の映画はよく放映されています。

ものすごく不思議なのですが、なぜお化けが怖いと言いながらお化けの映画を見るのか、理解に苦しみます。

タイの人たちと映画ということになると、「ホラー映画がいい!」ということになったりすることもよくあるようですね(^_^;

お化けが居る場所

チェンマイでは、ドイステープの山の小道にはお化けが出るだなんて言われてたりします。

ドイステープに登る際に、小道に近道があります。

タイでは仏教の行事などで、夜にドイステープに登る日などがあったりします。

そんな時、小道を歩くとお化けが出るからいくら近道でもここはダメだ!とタイの人たちは真剣に言うのです。

そのような文化がタイでは定着しているのでしょう。

子供達だけではなく、大人も真顔でお化けお化けと言いますから。

そして、日頃からお化けの話をよくします。

タイのお化けとは、生き霊や精霊のような、そんな存在のようですね。

タイには、祠のようなものがあちこちにありますが、これはお化けを鎮めるために建てられているものなんだそうです。

そんな理由を聞き、また驚きを隠せなかった私です。

私の友人談なので、偏りがあるかもしれませんが、周りにいるタイの人たちは揃いも揃ってお化けの存在を恐れています。

お化けの存在は、ここタイにいても感じたことがありませんが、「ここはお化けが出る場所」とタイの人たちの間で有名になる場所はたくさんあるようですね。

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