【中国の春節(旧正月のご馳走)】中国のお正月は何を食べるの?

2016年2月8日は、中国の旧正月ですね。日本ではあまり馴染みがない旧正月ですが、ここ最近は中国の方々、アジア方面からの観光客の方々も多く、旧正月も密接に関係してきてる感じですね(^^;)
中国の春節(旧正月のご馳走)

そんな中国の春節、旧正月に食べるご馳走についてご紹介していきます。

2016年2月8日は中国の春節!旧正月

2月8日は旧正月で、中国からの爆買いのお客様方がかなり日本に既に押しかけて来てるようですね(^^;)

中国の経済が崩壊危機になり、日本にやってくる観光客が減るのではないかと言う見通しも立てられたりしましたが、危惧に終わったようですね。

中国の春節(旧正月のご馳走)

日本の経済が潤う事にも繋がりますし、マナーの問題などは別として悪い事ではないはずです。

免税品の範囲も拡大されたため、潤う方も増えてきているようですね。

そんな中国の春節ですが、もともとは日本に爆買いに行く日ではなく、家族みんなで集まる日が旧正月、春節の日です。

みんなが集まれば、当然ご馳走が振舞われる事になりますね。

春節の日には、どんなご馳走が食べられてるのでしょうか?

中国の旧正月のご馳走!南方のご馳走

中国の春節(旧正月のご馳走)

中国では、地域によって食べるものも違います。

中華料理と一口に言っても、日本でも北京料理のお店、上海料理のお店、広東料理のお店、四川料理のお店などわかれていますよね。

中国でも、地域によって食べるもの、また味付けなども全然違ってきます。

春節のご馳走に関しても、全然違うのです。

中国の春節(旧正月のご馳走)

南方、上海近辺では、旧正月のご馳走として食べられるのが湯円(タンユエン)
呼ばれる日本で言う所のお汁粉のようなもち米で作られたお団子
です。

お世話になってる方と一緒に上海に行った際に、食べさせていただきました。

どんぶりタップリのお汁粉が目の前に出てきたのは、生まれて初めての事です。

お汁粉と言っても、あまり甘くはないお汁粉です。

中国の春節(旧正月のご馳走)

もちろん、各家庭によって味付けは異なってくるはずですが、旧正月のご馳走と言えば、上海ではこれだったようです。

上海の方に聞いた所、今ではあまりタンユエンは上海では食べられなくなったそうです。

昔は、もち米が貴重でしたが、今では上海でも簡単にお餅も手に入りますし、いつでも食べられるようになったからだと仰られてました。

日本でも、時代の移り変わりと共に食べ物は変わっていきますが、上海でも同じなんですね。

中国の旧正月のご馳走!北方のご馳走

中国の春節(旧正月のご馳走)

それでは、中国の北の方では旧正月にはどんなご馳走を食べるのでしょうか?

北のお正月のご馳走と言えば、餃子です。

中国から日本に留学に来てた子に、餃子の作り方を教えて頂いた事があります。

ちゃんと小麦粉をこねて、皮から作るのが中国式です。

また、中国の餃子と言えば日本でメジャーな焼き餃子ではなく水餃子なのです。

きちんと小麦粉から作った皮で作る水餃子は、ツルンと何個でも食べられちゃいます(^^)/

中国の春節(旧正月のご馳走)

その時教えて頂いたのは、

・エビ餃子
・野菜餃子

です。

肉入り餃子も良いですが、水餃子として食べるならエビ餃子や野菜餃子の方がさっぱりと食べられます。

そのまま何もつけずに食べても美味しいですし、タレを作って食べても美味しいですね。

北の方では、貧しい家庭も多かったのでエビだけのエビ餃子ではエビがいくつあっても足りません。

そのため、卵とにらを加えてエビ卵にら餃子にして食べたりもするようです。

私は、このエビと卵とにらの餃子が大好物です。

教えてもらってからは、毎週のように作ってました(笑)

中国の春節(旧正月のご馳走)

作り方は簡単です。

材料

・むき海老
・卵
・にら

を準備して、後はエビは小さく刻み、卵は細かい炒り卵にしてお皿に取り分けておき、ニラも小さく刻みます。

これらをすべてボールに入れて、味の素、しょうゆ、オリーブオイルを混ぜるだけです。

味の濃さは、お好みで調整してください。

小麦粉で作った餃子の皮で、これらの具を包み、後は茹でるだけです。

ツルンと、本当にいくつでも食べられてしまいます。

中国の春節(旧正月のご馳走)

中国は、食べ物は本当においしい国です。

中国の旧正月のご馳走を振舞って頂けるだなんて、良い友達を持ったものです♪

地方によって異なる旧正月、春節の食べ物ですが、もしこの時期に中国に行かれるという方は、一度味わってみてはいかがでしょうか?

中国の春節(旧正月のご馳走)
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