セルビアと言って、何を思い浮かべるだろうか?
なんとなく、内戦のイメージが強くあまり治安の良くないイメージなのではないだろうか。
2006年、モンテネグロの独立で第二次世界大戦以降続いたユーゴスラビア連邦が完全に解体した
そんなセルビアだけれども
入ってみると、平和そのものだった
「美しい所だから絶対行ってね」と、クロアチアの田舎町で出会ったママに言われた通りの国だった
そして、セルビアの首都、ベオグラードは思いのほか都会だった
日本にいて想像してるのと、実際に行ってみるのとではその国の印象はまったく異なる
日本にいる時は、自分の目で見てないのでどうしても誰かのフィルターを通したその国になってしまうのだ
自分と同じフィルターだとは限らない
その人その人、みんなフィルターも、価値観も、感じ方も異なるからだ
セルビアも同様だった
セルビアという国は、どことなく町の雰囲気が日本に似てるような感じもした
市場でお買い物をしていた人たちは、恐らく比較的裕福な人たちなんだと思う
そして、町のいたる所で仮設住宅とも言い難いような、掘っ立て小屋のような雨風をしのげる住居で暮らす人たちもいた
内戦の傷跡も、まだ多々残る国だった
まだ、舗装されてない道もあるセルビア
特に、セルビアでは美しい修道院が多かった
ストゥデニツァ修道院は、世界遺産にも登録されているセルビア最大の修道院だ
修道院は、ヨーロッパの色々な国でみてきたけれども、
外から見るだけでも、人々の祈りの場はパワーが違った
セルビアでは、いつものようにマックなどでwifiを拾い、宿を予約した
当日予約で、四つ星の宿がかなりの安い値段で予約できたのだ
この辺りの国では、ホテルはそんなに多くないのかもしれない
ホテルと言っても、人の家をホテルにしてるような、民泊のような形の宿が多かった
キッチン付きなのは、最初から知ってたのでスーパーで魚介を購入した
そして、いつものペペロンチーノに魚介を入れてグレードアップを
味噌汁とペペロンチーノというおかしな組み合わせだけれども、あの時の私たちにはご馳走だった
素敵な宿を一日堪能し、セルビアからルーマニアに抜けた