ボスニア・ヘルツェゴビナへ向かう
この国の情報は、旧ユーゴの国だという事
紛争が絶えない国であるという事
それ位しか、私には無かった
危険なんじゃないの?と思ったりもしたが、それは自分の認識だけの判断での事
実際に、ボスニアに行った人に「凄い良かったから行ってみて」と言われた国だった
旅人のネットワークはすごい
車で旅してからは、いつどこに到着するのかあまり見当もつかなかったため、宿の予約はいつも直前だった
ボスニアは、なかなかネットが繋がる所が無く宿の予約に本当に苦労した
もちろん、ボスニアの首都サラエボだったら、いくらでもネットは繋がる
だけれども、私たちは国から国へ、車で横断してきたため田舎ではやはりインターネットは難しかった
マクドナルドがあると、ほぼwifiを使えたため、なるべく立ち寄ることにしていた
ここ、ボスニアではマクドナルドなるものは見つからず、首都のサラエボに到着し、ようやくwifiが使えて深夜に宿の予約が完了したのだった
高速道路の上だったら、車内泊もありたけど、さすがに街中で車内泊する勇気は無かった
サラエボは、オスマントルコの支配が続いていた地のため、トルコ文化の影響を強く受けてた
久し振りに中東の文化を感じる
トルコ料理だったり、トルコの器だったり、トルコで欲しいけど買えなかったもの達がたくさんあった
もちろん、ここサラエボでも買えないのは変わりないけれども…
なつかしさを感じられる、そんな場所だった
そして、ここの人たちもまたみんな親切だった
サラエボでは、第一次世界大戦の引き金となったサラエボ事件の場所にも足を踏み入れた
なかなか教科書の中の世界を味わうのは、感慨深いものがある
そして、美しき旧教のキリスト教会
サラエボを堪能して、次なる地へ向かうことにした
ボスニアでは、ヒッチハイクをしてくる若者がたくさんいた
まさか、異国の地でヒッチハイクされる側になるとは夢にも思わなかった
この後、何度かヒッチハイクを味わうことになった
そして、ボスニアと言う国の自然のあまりの美しさに圧倒されっぱなしだった
この地球上にこんなに美しい場所があるのか
何度も何度も車を停まらせながら走った、ボスニア・ヘルツェゴビナ
次なる地は、ボスニア・ヘルツェゴビナの傷跡、モスタルへ