「世界一周夫婦 2012年 フランス France Part4」
「世界一周夫婦 2012年 フランス France Part5」
モンサンミッシェルを後にし、先へ進む
ただ、ひたすら進む
目指す地は「ボルドー」というワインの産地だ
ナビが付いていたため、かなり走りやすかった
この車についていたナビは、面白いナビで各国の言葉でナビをしてくれるナビだった
私たちが気にいっててずっと使ってたのは、トムのナビだった
日本語で言うと、簡単な一文でも、英語で言うと長くなる一文もある
例えば、「突当りを左折」
だと、「the end of the road turn left」となる
そうこう言ってるうちに、もう突当りに差し掛かってしまうことも多々ある
ナビが間に合わないのだ
でも、トムのナビが無ければヨーロッパを車で移動することなんて出来なかったはず
フランス好きの友人から、ボルドーのシャトーのワインは最高だったという話を聞く
シャトーでオリジナルのワインが作れるという話も
残念ながら、私たちが行った時期のボルドーは、シーズンではなかったため、オリジナルのワインを作ることは出来なかった
ボルドーのシャトーでは、ワインのテイスティングをさせていただく
フランスの田舎にくるに連れて、あまり英語が通じなくなってきた
観光バスが行くワイナリーでは、おそらく英語は通じるはずだ
だけれども
私たちが選んだのは、小さなシャトーのワイナリーだった
今、ちょうど作りたてのワインをいただく
ワインは熟成された方が美味しいはずだけど
ここで頂いたワインは最高においしかった
まだ旅の途中なので、お土産にワインを買う訳にもいかず
ワインを日本まで送るのは、割れる心配もあったしちょっと危険だった
一本だけ、旅の記念にワインを購入することにした
その時から、フランスのワインの魅力に取りつかれ、ヨーロッパではワインを飲む生活が始まった
日本にいる時に、ワインを飲むことなんて殆どなかったはずなのに
シャトーでは、たまたま見つけた宿に宿泊しようと思ったが
なんと、シーズンオフで営業してないとの事だった
フランス語はまったくわからないので、ここでも、言葉が通じずにジェスチャーで会話することとなった
フランスでは、英語が通じないというのは真実だったと悟った瞬間
この日は、宿が見つかったら宿泊することにした
しばらく車内泊が続いていたため、足を延ばして眠りたかった
そして、この時のヨーロッパの寒さはかなりのものだった
持っている服を総動員し、寝袋にくるまって寝ていたけれども
それでも深夜は本当に冷えた
そして、まだまだフランスの旅は続くのであった
無事宿を見つけ、チェックインする
根なし草のようなこんな旅も、生きているんだと実感できるそんな旅だった
