寒い寒いブルガリアを抜けて、ギリシャのアテネに到着する
夕方、ブルガリアのソフィアを出たバスは、明朝にギリシャのアテネへ
もうヨーロッパ圏にいるのに、まだこんなバス移動をしていた
ただ違っていたのは、アジアの国々のようにバスの中で寝るのが不安じゃないということ
アジアのバスは、運転もちょっとだけ怖いし、バスの中でタバコを吸う人がいて眠れなかったり…
いつ休憩があるかも分からない状態だった
ヨーロッパのバスは勿論違う
当然のように禁煙だし、休憩もきちんと定期的にしてくれる
そして、なんと言っても安全運転だった
道が良いというのも一理あるけれども…
到着したギリシャのアテネは、明け方だというのにまったく寒くない
お隣の国なのに、こんなにも気候が違うものなのか
トンネルを抜けたら、そこは春だった
とでもいえる位
居心地の良い気候だった
まるで季節を一つ飛び越えてしまったかのように、不思議なギリシャ、アテネ
アテネでは桜の花が咲いていた
日本の象徴は桜だとされたりするけれども
実は桜の花は、世界中にあったりする
大好きな桜の花は、色々な場所で見かけた
ヨーロッパ圏では、ホテルはあらかじめ予約しておいた方が安いため、きちんと毎回予約をする
インターネットが繋がれば、世界中どこにいても、何でも出来る
明け方にバスを降ろされたりすると、まず自分がどこにいるのかが良くわからない
ギリシャ語しか書かれていない街
まず、自分が今いるバスをチェックすることから始まる
そんな時は、周りにいる人に聞くのが一番だった
が…
それには時たま落とし穴も存在する
知りもしないのに、さも知ってるかのように道案内をしてくれる人もいるためだ
それもまた旅の思い出だったり…
急ぐ旅ではないのだから
ここギリシャでも、そんな素敵な人と巡り合い
宿につく頃には、結構へとへとだった
もう太陽も登り始めていた
バスで寝たので、シャワーを浴びてギリシャ観光に出発しよう
歩いて観光することにしたアテネの街
アテネにもまた、行きたかった場所があった
