アルメニアに到着し、ポーランドファミリーと別れ、宿さがしを始める
グルジアからアルメニア行きのバス(マルシェ)は、アルメニアの駅に到着した
アルメニアの宿は、その場で決めればいいやとまだ予約をしていなかったのだった
アルメニアの道路は、雪が凍って歩道も歩くのがやっとだった
何度も滑って転ぶことになる
まるでスケートリンクの上を歩いているようなそんな状態だった
重いバックパックを背負っての宿さがしは無謀だと判断する
この日は、ほとんどきちんとした食べものという食べ物を食べていなかったので、たまたま見つけた食堂でまずご飯を食べることにした
食堂では、メニューを渡されるが、アルメニア語しかなく、何も読めず
アルメニアで食べたいと思ってた
アルメニア名物料理でもある「ヒンガリ」と呼ばれる餃子のようなものが食べたく、携帯にスクリーンキャプチャーしておいた写真を見せる
「OKOK」←これもアルメニア語で言ってたが、何と言われたかもう既に忘れてしまった
そして、スープは通じたので、スープをいただく
心底冷え切った、そして疲れ切った身体ほっと一息つき休まると、一刻も早くベッドで寝たくなった
この日は、前日の深夜にトルコを出発し、明け方ジョージアに到着、そのままジョージアの空港で夜を明かし、朝からジョージアからアルメニアに移動してきた日だったため、疲れがピークだった
今自分がどこにいるかも分からなかったアルメニア
食事を終えると、いったん駅まで戻ってみることにした
駅に戻って、タクシーの運転手さんに話しかけるも、誰一人として英語が通じない
そんな時、可愛い子供二人をつれた一人のおじさんに声をかけられた
「泊まる宿がみつからなくて困ってるんだ。タクシーの運転手さんも英語通じないし」というと、
「うちに泊まりなよ」と言う
さすがにこの日は、本当に疲れ切っていたため、ホテルに泊まりたかった
ちょうどその時、アルメニア警察の人たちが私たちのところにきた
「何があった?」
と言われたので、宿さがしをしてただけです。と答えると、
声をかけてくれたおじさんにはお礼を言って、お別れした
そして、警察の方に宿に案内してもらった
連れて来て貰った宿は、ちょっと私たちには贅沢だったけれども
今、一つだけ後悔してることがある
おじさんの家に泊まらせて貰ってたら、また一つ物語が生まれたかな…
そして、タクシーの運転手さんに宿に連れてって貰うことにした
が…
この国は、本当に英語が全然通じなく、途方にくれるところだった