インドのゴアと言えば、リゾート地で有名だ
ネパールの人たち、欧米人が特によく訪れる場所だった
そして
ポルトガルの植民地時代の色がムンバイよりも出ている地だった
西洋文化の色が濃い街、ゴア
ここは本当にインドなのかと錯覚する程だった
西洋建築が並ぶ
そして、海辺のリゾート地のイメージの町
カジノまでゴアにはあった
寺院よりも、教会の多い街、ゴア
ゴアの人たちは、キリスト教徒が圧倒的に多かった
歴史を宗教が物語っていた
だけど
一歩路地へ入れば、まだスラムが残るのもゴア
ちょっと田舎へ行くと、道も急にガタガタ道になるのもゴアだった
ゴアに来た理由
ネパールで出会った大学生のシクシャに勧められた街だから
「絶対に良い所だから、絶対行って欲しい」と言われたから
そして
「アーユルヴェーダ」を習うためだった
ゴアには、アーユルヴェーダのアシュラム、治療院、そして病院が数多くある
入院して、根本的に体質改善をする人たちも多くいた
本格的に、アーユルヴェーダを習うには、時間が足りな過ぎた
なぜなら、インドのアーユルヴェーダは本当に奥深い学問だったから
人間の健康、そして体質改善に焦点を置き、食べるものなどで人間の体は作られるとされているインドの伝統医療だった
簡単に言うと、オイルマッサージが主流なのがアーユルヴェーダだ
そして、一番気に行ったのが、シロダーラと呼ばれる脳のマッサージだった
シロダーラの器具を購入しようかと真剣に悩んだが、この時はまだ旅の途中で
行くべき場所が多々あったため、諦めることになった
だけど
いつか必ず手に入れたいと思う
シロダーラ
一番最初にシロダーラを受けた時に、感動したから
こんな風に脳は軽くなるんだ
という事を教えて貰ったから
ゴアでの日々は、アーユルヴェーダ三昧だった
ここはwifiも無い街で、ずっとマッサージの練習をしていた、そんな街だった
当時、南インドではまだwifiという言葉も通じない程、wifiは乏しかった
そして
旅中、クリスマスを迎えたのもゴアだった
私たちは
ゴアのスラムの子たちのサンタさんになった
ゴアでは、ワンダーラ(一ドル頂戴)と言ってくる他、チョコレート頂戴と言ってくる子も多かった
普段はワンダーラはあげないけれども
ゴアに訪れた日本人サンタ夫婦のプレゼントは、一粒のチョコレートだった