【読んではいけない旅本ベスト10】旅中毒患者の証言【私はこれで旅依存症に】

【読んではいけない旅本ベスト10】旅中毒患者の証言【私はこれで旅依存症に】

この世には、「アルコール依存症」「ニコチン依存症」「買い物依存症」「ギャンブル依存症」と、多くの依存症が蔓延しています(^^;)

バングラデシュ

つい最近では、ASUKA(飛鳥涼)さんが覚せい剤所持という、「麻薬依存症」で逮捕されたというニュースが記憶に新しいですね。

「それなしでは生きていけない」と言う状態に陥ることを、依存症と呼ぶそうです。

もし、それを依存症の定義とするならば、私たち世界一周夫婦は、立派な「旅依存症」です。

「旅依存症」にはなりたくない…という方には、お勧めしない、そんな「旅に出たくなる本」をご紹介します。

「今旅に出る訳にはいかない」という方は、読まないのが無難です(^^;)

第一位【深夜特急】沢木耕太郎

あらすじ

インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行く――。ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは「大小(タイスウ)」というサイコロ賭博に魅せられ、あわや……。一年以上にわたるユーラシア放浪が、いま始まった。いざ、遠路2万キロ彼方のロンドンへ!



私の中で、旅に出たくなる本第一位は、深夜特急 沢木耕太郎著です。

この本は、正直かなり危険です。

なぜなら、本を読み進めていくうちに、自分も旅してるような、そんな気持ちになれる書き方がされてる本だからです。

旅人の心情が書かれていて、その場所その場所の光景が目に浮かぶ、紀行小説です。

旅が進むにつれての心境の変化というものも描かれているため、かなり面白い小説です。

一気に読んでしまうのがもったいないと感じる、そんな小説です。

私は、高校生の時に深夜特急を知り、旅の虜になりました(^^;)

あの時、人生のすべてが始まっていたのかもしれません。

そして…

マカオで「大中(カジノにあるサイコロゲーム。カードゲームのハイ&ローのようなもの)」をやる事を楽しみにしてた、そんな時代もありました。←大中の勝率100パーセント(笑)

もちろん、ポルトガルにあるユーラシア大陸最西端のロカ岬に行くことも、私たちの世界一周の醍醐味でもありました。

インドの路上八百屋さん

第二位【世界一周デート】吉田 友和 、 吉田 絵里 (著)

私たち、新婚旅行で世界一周しちゃいました!
ネットの世界では既に話題沸騰の新婚コンビ、トモ&エリが職を投げ打ち2年間に渡る新婚旅行の顛末を、涙と笑いで綴った、超オモシロ紀行集。

仕事があまりにも忙しくて、身動き取れない状況だった時、世界一周デートのホームページに出会いました。旅はずっと好きでしたが、こんな風に世界一周できるんだ!と、感動したのを覚えています。それから、世界一周へ行くことが、目標になった、きっかけをくれた本です。

どんな本に出会うかで、人生変わります(^^

世界一周を身近なものにしてくれた本、ナンバー1です。

インドで牛は神様

第三位【インパラの朝】中村 安希著

26歳の私は、ユーラシア・アフリカ大陸へ2年間の旅に出る。「その地域に生きる人たちの小さな声に耳を傾けること」を主題に、そして、その“小さな声”を手がかりに、生き延びる手段を模索し、世界を見つめ直していく。中国からチベットへ抜け、高僧に謁見。インドを放浪し、危険地帯といわれているパキスタンに入国。イスラム圏では、旅を続けるために戒律に従い、2度の結婚と2度の離婚を経験する。アラビア半島からアフリカ大陸へ渡り、オンボロ列車、船、バス、トラック……が壊れて、荒野へ放り出された私は、地元の乗客たちと同じ時を過ごすうちに、世界の奇妙な一面を捉え始める。ウガンダで孤児たちと生活を共にし、タンザニアで宝石堀りをし、ザンビアで密輸に加わり、ジンバブエで強盗事件に巻き込まれ …。私は、旅を続ける中で、人間社会の深い闇と確かな希望を発見していく。

2010年の高等学校課題図書だったので、読んでみました。課題図書に、旅関係の本が上がることは結構多かったりします。

学生の時に、この本に出会えた方は、かなりラッキーなんじゃないのかな。とこの本を読んだ時の率直な感想です。

地に足がついてる女性の物語です。

私は、この本をよく人に勧めます。旅好きな人じゃなくても、ちゃんと前を向いて歩いてない、後ろを向いて歩いてる人によく勧めます。

私の中で、インパラの朝は深夜特急的な位置づけです。

まさに、旅をしたくなる本なので、これから旅をする方に、ぜひ読んで頂きたい一冊です。

そして、今の人生、これから先どうすればよいか、道に迷ってる方にもお勧めの一冊です。

バラナシ

第四位【旅で眠りたい】蔵前仁一著

仕事が終わればいざ出発だ!ようやく東京からアジアを横断する長い旅が始まった。安宿を探して泊まり、仲間ができれば同行し、街が気に入れば沈没し、数々の試練にもめげず、気儘な旅が続く。台湾、香港、タイ、インド、ネパール、パキスタン、イラン、そして終着駅イスタンブールまで。アジアの空の下で眠った一年はとても幸福だった。バックパッカーの教祖が体験したこれぞ旅の醍醐味だ。

一ページ目をめくった瞬間から、惹きこまれた本です。

最初の一文が、「いったいいつになったら出発できるのか」から始まります。

東京での日常を脱出するところから始まるこの本の書き出しが、個人的にかなり好きです。

途中、途中で書かれてるイラストも好きですし、物語も好きです。

日常から非日常へと繰り出す場面が描かれてるため、入りやすい一冊です。

今現在、日常を生きてる、ルーティーンワークを繰り返してるけど旅に出たい。と思われてる方には、大変お勧めの本です。

そして、私もいつまでも旅で眠り続けたい…

バラナシ

第五位【5万4千円でアジア大横断】下川 裕治著

「バスに乗って日本橋からトルコまで行ってみよう」。51歳の旅行作家、40歳のカメラマン、30歳の料理人が意気投合しアジアハイウェーをひたすら西へ向かう旅が始まった。中国では2段ベッドの寝台バスで眠り、インドでは路線バスを乗り継ぎ、イラン兵士の厳しい監視が待ち受ける。名所旧跡・世界遺産には脇目もふらず、おんぼろバスに揺られ直走ったのべ27日間車中15泊の激安珍道中。

彼の本は、アジア、特にバンコクで暮らしてたこともあり、バンコクの本が多いですね。
私が一番最初に読んだのは、確かこの本でした。

彼の書く、アジアの描写が好きで、そしてアジアの裏の話も大好きで、よく読んでました。アジアを周遊してた頃です。

現地に深く踏み入らなければ、こういう本は書けません。

すべて実体験を元に書かれた本だから、深く入れます。

アジア好きな方にお勧めな作者です(^^

※今現在は、アジア諸国の物価も年々上がってるため、彼が書くような値段で旅出来る訳ではありませんが、それでもやっぱりアジアは安いです。

色々と刺激がある国です。

百聞は一見に如かず

アジアなら、気軽に行けるので、まず旅にでてみてはいかがでしょうか。

路上床屋さん

第六位【WORLD JOURNEY】高橋歩著

世界一周しちゃえば?
旅を愛するすべての人へ。
自由人・高橋歩による、地球をおもいっきり楽しむための放浪ノート。
約2年に渡る世界放浪の経験を元にした、世界中を遊び尽くすための世界放浪実践BOOK。

高橋歩さんが何かの本で書いてました。

「夢は逃げない。逃げるのは自分だ」と。

まさにその通りだと思います。

すぐに高橋歩さんが好きになりました。

彼の生き方、大好きです。

旅人で高橋歩さんを知らないという方は、あまりいないはずです。

それほど、おそらく有名な方ですね(^^

旅だけに限らず、人生を楽しむためのスパイスがたっぷり詰まった本です。

エミレーツ航空

第七位【クリムゾンの迷宮】貴志祐介著

火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された。死を賭した戦慄のゼロサムゲーム。一方的に送られてくるメッセージ。生き抜くためにどのアイテムを選ぶのか。自らの選択が明日の運命を決める―!コレクターズ・アイテム版。

知ってるという方も、もしかしたらいるかもしれません。

先日、友人が入院したため、お見舞いにこの本を差し入れしたところ、カバーの絵を見た途端に、題名を当てられ、びっくりした本です(^^;)

正直言って、かなり好きな本です。旅本というくくりで言うと、ちょっと異なってきますが、必ずオーストラリアに行きたくなることでしょう。

舞台は、オーストラリアのカカドゥ国立公園が舞台の小説です。

サービスエリア?

第八位【バックパッカーパラダイス】さいとう夫婦著

世界中を歩くバックパッカー旅行者(長期貧乏旅行者)たちはいかにして旅をしているのか。旅に必要なノウハウを満載。現地の人々との交流を織りまぜながら楽しい漫画で世界の観光スポットを紹介。

旅に出る前に、どこかの本屋さんで見つけて購入。さらに、旅中にどこかの、たぶんエジプトのカイロの日本人宿に泊まった時に、この本は置かれていました。

漫画で旅の話が読めるため、本は苦手という方でも、スラスラ読めてお勧めです。

はまる一冊だと思われます。

「そうそう」とうなずける部分が多々ある、そんな本です。

ネパールからインドへ入るバス

第九位【行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅】石田ゆうすけ著

「平穏な人生?それが運命なら自分で変えてやる!」そう決意してこぎだした自転車世界一周の道。だが、砂漠地帯で拳銃を持った強盗が―!身ぐるみはがされた後も疾走し、出会いと別れを繰り返しながら駆け抜けた七年半の旅。笑えて泣ける、大興奮紀行エッセイ。

世界を7年半かけて、自転車で旅した記録です。

もしも、何の希望も無い人生を送ってると感じてる方がいるならば、読んで頂きたい一冊です。

世界に出ると、色々なことがあります。

平和な日常と言うのは、有り難いことなのです。

そんなことが身に染みてわかる一冊です。

続編にあたる「いちばん危険なトイレといちばんの星空―世界9万5000km自転車ひとり旅」もお勧めです。

旅に出る直前に、ガイドブックを図書館で借りてスキャンしてたあの頃、一緒に借りて一気読みした本です(^^

インド バラナシ

第十位【tabibon2】旅人著

旅に必要なのはおおきなカバンではなく口ずさめる一つの歌と一冊のtabibonさ

旅本2

50人のバックパッカーたちで作った旅本です。これを読めば世界一周出来るというコンセプトで作られた本です。

各国ごとに、執筆者が異なります。

私も、バングラデシュ編をかかせて頂いてます。

旅がしたい方、ぜひ読んでみてください(^^

写真豊富で、旅に出たくなるはずです。

ダルバード

番外編【アルケミスト】パウロ・コエーリョ

アルケミストは、旅人必読の本と言っても過言ではありませんね。

読んでる方、この本が好きだという方はとても多いようです。

私もアルケミストは好きでした。

この本に関しては、語りません。

読む時読む時の精神状態によって、感じることが違う本だからです。

「マクトゥーブ」

そして、
アルケミストは「旅する本」にしました。

読み終わった本は、メールアドレスを書き宿に置いてきました。

一度だけ、本を受け取った人から連絡がきたことがありました。

なんとなく、旅人から旅人へ、本が受け継がれていくのは嬉しいですね(^^

バングラデシュの子供

読んではいけない旅本まとめ

以上、読んでしまうと旅に出たくなってしまう、旅本特集でした。

読んだことある本はありましたでしょうか?

有名どころを盛り込んでみたので、「知ってる」「読んだことある」と言う方は多いかもしれません。

もしまだ読んだことが無く、旅もさほど行ったことはないけど興味があるという方、読んだらかなり危険です。

旅と言う名の麻薬から、抜け出せなくなってしまうかもしれません。

ただ一つだけ

人生をどう生きるか、すべて自分次第です。

本を読んで何を感じるかも、すべて自分次第です。

実行するか、しないかも自分次第ということです。

【~したい】ではなく、【~するんだ】と決めることで、実行できる事ってかなり増えてくるはずです。

世界一周したい。と言ってる人は、いつまで経っても世界一周になんていけません。

世界一周する、と決めてる人は、かなり高い確率で世界一周してます。

それが全てです。

それでは皆様、素敵な旅を(^^

エミレーツ航空
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