バンコクの屋台消滅!?カオサンのみならずバンコクの屋台減少の理由とは

「タイ」と言えば、「屋台」と言える程、タイでは屋台はメジャーなもののうちの一つなのではないでしょうか。

そして、タイの観光=屋台と言っても、過言ではありません。

バンコクの屋台料理

タイの観光のみならず、地元の人々の生活の源として、根付いてるのが、タイの屋台です。

タイには屋台が多い理由

バンコクの屋台料理

タイの台所事情として、タイの人たちは自宅で食事を作るよりも、屋台で購入して食べる傾向があります。

その理由は、タイの家の作りにあります。

昔ながらのタイの家には、キッチンなどは付いてなかったのです。

簡単なキッチンあったとしても、冷蔵庫などが各家庭にある訳でも無く、食糧の貯蔵をすることが難しかったのです。

一昔前の日本も、冷蔵庫が無かった時代があったはずです。

バンコクの屋台料理

そのようなタイの家の構造の理由からも、タイでは屋台で食事をとる人が多いのです。

屋台では、基本的になんでもお持ち帰りすることが可能です。

日本では、ラーメン屋さんに行き、ラーメンを袋に入れて貰ってお持ち帰りするなんていうことは、ほぼ不可能でしょう。
バンコクの屋台料理

タイでは、ラーメンを麺と具、そしてスープとに分けて貰い、ビニール袋に入れて貰って持ち帰って食べることも可能です。

ジュースでも、ビニール袋に直接入れて貰って、ストローをさして貰って飲むことも可能です。

炊いたご飯も、ビニール袋に入れて貰って、お持ち帰りできます。

屋台は、ラーメンから焼き鳥、ご飯、そしてデザート類、フルーツ、ジュースに渡るまでなんでもそろってるのが魅力的です。
バンコクの屋台料理

また、洋服の屋台、おもちゃを売る屋台、民芸品の屋台など、様々なタイプの屋台があるのもタイの屋台の特徴と言えるでしょう。

こんなに!?減少傾向にあるタイの屋台

そんなタイの屋台が、タイに行く度減ってきています。

バンコクの屋台料理
10年前バンコクに行った時には、街は屋台だらけで、どこへ行っても屋台が出てる状態でした。

それが、タイに行く度どんどん姿を消していき、好きだった屋台が無くなってたなんていう事は良くありました。

2014年、タイのバンコクの屋台は益々減っていきました。

特に、カオサンロードの屋台が減っていったのは、かなり顕著でした。

カオサンロード

カオサンを歩いてると、警察が摘発に来ます。

その都度、無許可で屋台を出してる人たちは端に屋台を撤去します。

屋台を端に寄せておけば、罰金を取られることはありませんが、お客様の相手をしてて逃げ遅れたりすると、罰金を支払わなければならなくなってきます。

仲良くなったロティ(パンケーキ)のおばちゃんの屋台も、私たちの注文したロティを焼いてたために、逃げ遅れ、罰金を支払わなければならなくなりました。

軍事政権による、イメージアップ作戦のようです。

屋台だらけで歩きにくい町を整備していこうという、イメージアップ作戦なのですが、屋台が無くなると困る人たちが大勢います。

バンコクの屋台料理

確かに、歩きにくいと言えば歩きにくいかもしれません。

でも、それが【タイ】という国で、屋台がひしめき合うタイのバンコクを楽しむために、タイに行く人も大勢いるわけで…

屋台が無いと困るのは、タイに住んでる現地の人たちだけではなく、バックパッカーの人たちも非常に困るようになるはずです。

バンコクの屋台料理

一番困るのは、屋台を出してる、屋台を収入源としてる人たちでしょう。

何度もタイに通ってると、タイで屋台を出してる人たちとも仲良くなります。

毎回通ううちに、覚えてもらい、何も注文しなくても「いつものメニュー」が出てくるようになります。

タイの軍事政権が屋台を規制する理由とは

バンコクの屋台料理

タイの屋台には、魅力がたっぷりあります。

人と触れ合えるのは、お店よりも断然屋台です。

バンコクの屋台を規制する理由は、

・バンコクの交通整備をするという目的
・賄賂などを取り締まるための目的

と二つあるようですが、屋台で生きてる人たちの暮らしはどうなってしまうのでしょうか。

屋台をやってる友人がたくさんいるため、色々と心配でなりません。

バンコクの屋台料理

また、活気があるカオサンを訪れてみたい、とふと思ってしまった今日でした。

カオサンロード
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