バンコクは、水上交通の発展した都市です
バンコクの道路の渋滞は、タイのバンコクへ1度行ったことがある方ならわかりますね(^^;)
水上交通、つまり船を利用すれば、渋滞を回避することが出来るのがバンコクなのです
実際に、通勤、通学に船を使ってる方も多く
私たち世界一周夫婦も、10年ほど前タイのマッサージ学校に通ってた時は、船通学でした
船通学ってなんだか新鮮、とワクワクしたあの日のことを今でも覚えてます(^^
それほど、人々の生活に根付いてる船だが、料金はかなり安く、利用しやすかったりします
電車の何分の1かの値段で船に乗れてしまうためです
日本にいると、船で通勤通学なんてすることはないし、船というと高上りな気がしないでもないが、タイでは数十円で片道船に乗れてしまいます
10年前と比べると、多少値上がってはいますが、それでもかなりお安いお値段で乗れます
バンコクの主要観光スポットは、もう既に行きつくしてしまってる私たち世界一周夫婦
いつもは、あまりバンコクでは観光はしませんが、今回は【バンコク発、気ままな船の旅】をしようと思い、どこまで行くのか、終着点まで行ってみることにしました(^^
川を渡る船は、小さな船ほど水しぶきが飛び
今回私たちが乗った船も、水しぶきが飛びまくる船でした
バンコクの川は、お世辞にも綺麗だとは言えません
そんな泥水が飛んできても、バンコクにいると、こういうものだなと簡単に諦めがつきます
むしろ、その状況を楽しむことさえも出来ます
日本にいると、そんな些細なことでもちょっと嫌な気分になったりしますが
タイにいると、すべては「マイペンライ」となるのです
マイペンライ=気楽にいこう
的な言葉で、私がタイ語で一番最初に覚えた言葉でもあります
タイ人の気質を表す言葉でもあり、私がタイが好きな理由でもあるマイペンライ
奥が深い言葉です
そうこうしてるうちに、1時間半経過、船の終着点の町へ到着
船の終着点の町は、名前も知らない町で
金ぴかのお寺のあるノスタルジックな雰囲気を醸し出す町でした
そして人々の生きる姿をまざまざとみることが出来る、エネルギーあふれる街でした
ここでもタイの人々の笑顔に触れることになります
洪水の被害の出てる中、子供たちは無邪気な笑顔で水遊びをし
大人たちは、そのうちなんとかなるさという感じで、日常を楽しんでます
あの時、日本のテレビで報道されてた程、タイ国内での洪水の被害は深刻ではありませんでした
日本人は、なんでも深刻にしてしまう天才だと思います
勿論、それが悪いことと言う訳ではなく、
今現在起こってることと言うのは、その国のその場所にいる人じゃないと、本当のことはわからないということ
でも、用心するに越したことはないということ
名前も知らない町を探索
この町で、リュックサックを買いました
300円程で買ったリュックサックは、すぐにダメになる成るのですが(^^;)
これもまた旅の思い出です
マイペンライ
小さなことに拘りすぎると、生きてることに疲れてしまいます
旅も同様
小さなことに拘りすぎると
旅する意味がなくなってしまいます
あくまでも私たちの旅では
ただ、町を歩き
町の人々に触れる
屋台のおばちゃんの作ってくれたご飯を名前の知らない町で食す
絶品すぎるパッポンカリー(=卵のカレー炒め)
甘すぎるコーヒーを飲みながら、見知らぬ町に日が落ちていくゆったりとした時間を堪能する
何をするでもなく
ただ、ひたすら見知らぬ町を五感で味わう
日本で忙しい日々を過ごしてた時には忘れてた感覚
五感で味わうこと
旅に出て、五感が冴えてきました
いや、
正常に戻っただけなのかもしれません
そんな1日が私たちの旅そのものでした
終着点の町まで
片道40円也
バスでも電車でも、好きな乗り物に乗って、知らない町まで行ってみると、思い出に残る1日を過ごすことが出来るはずです。
バンコクを観光し尽くしてしまった!と言う方に得におすすめなので、ぜひお時間がある方はトライしてみてください(^^
素敵な終着点ストーリーが生まれるかもしれませんね。